酢酸セルロースの技術情報

酢酸セルロースは酢化度および6%粘度によって品種が分かれおり、表1に示します。
表2には代表的な物性値を示します。
酢化度は置換度を表す指標で、酢酸セルロースを鹸化して遊離する酢酸の割合を示します。酢化度と置換度の関係を図1に示します。6%粘度は重合度の指標で、値が大きいほど重合度が大きくなります。
重合度と6%粘度の関係を図2に示します。
これ以外の仕様をご希望される場合は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

  • 表1 酢酸セルロースの一般形状
    品種 酢化度(%) 6%粘度(10-3Pa・s)
    L-50 55 110
    LT-35 61 95
    LT-105 61 275
  • 表2 酢酸セルロースの一般物性値
    項目 性質 単位
    形状 白色のフレークス状  
    比重(25/4℃) 1.33〜1.36 -
    嵩密度 0.25〜0.52 kg/l
    ガラス転移温度 160〜180
    融点 230〜300
    比熱 1.34 kJ/kg·K
  • 図1 酢化度と置換度の関係
    図5 酢化度と置換度の関係
  • 図2 重合度と6%粘度の関係
    図4 重合度と6%粘度の関係

    試験方法、可塑剤、溶剤と溶解性、溶液粘度、取り扱い上の注意、安全性評価に関する技術情報はこちらからダウンロードして下さい。

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