CSR活動の推進

基本的な考え方

 当社グループでは、基本理念に基づいた「ダイセルグループ行動方針」と、それを具体化したグループ各社で定めている「行動規範」の実践そのものを「企業倫理活動」と位置付け、レスポンシブル・ケア(以下、RC)活動を含めた活動をCSR活動として実施しています。CSR活動は、特定の個人や組織のみによる活動ではなく、ダイセルグループで働く全ての者が取り組む活動と考えています。CSR活動の取り組みにあたっては、活動が継続的に改善、向上していくように「CAPDサイクル」を念頭においています。

※ CAPDサイクル:計画を起点とした活動では重要な事実を見落としてしまうおそれがあると考え、当社では一般的なPDCAではなく、CAPDを改善サイクルとしています。

CAPDサイクル図

CAPDサイクル図

CSR活動推進体制

 当社グループでは、経営と一体化したCSR活動の推進を目指しています。企業倫理室およびRC委員会が連携してCSR活動を推進し、個別の課題については担当部門が取り組みに対するCAPDを推進しています。

 企業倫理室では、RC活動以外のテーマについて、各部門・各グループ企業からの報告を受け、トップマネジメントレビューでそれらを報告しています。そして、レビュー結果を踏まえた次年度の目標設定を行い、活動計画に反映させます。活動の状況は取締役会にて報告しています。

 RC委員会は、RC活動に関する報告を受け、企画会議にて報告、次年度目標を決定し、次年度の活動を展開します。これらの活動状況は、RC委員会から経営会議へ報告されます。

レスポンシブル ・ケア推進大会

 RC活動は、化学会社として自主的に「環境、健康、安全」を確保するCSR活動の重要な柱の一つです。当社グループでは、RC活動を常に高い意識レベルで推進するために、年度のはじめに「ダイセルグループ レスポンシブル・ケア推進大会」を開催しています。2018年度は、4月にイノベーション・パークで開催し、ダイセルの経営層をはじめ、カンパニー長、グループ企業社長、ダイセル労働組合代表、各部門代表など、約100名が出席しました。社長、レスポンシブル・ケア委員長ならびにレスポンシブル・ケア副委員長がメッセージを発信すると共に、2018年度のRC活動方針について確認しました。また、2017年度のRC活動に顕著な貢献があった社員15名に対して、RC表彰を実施しました。さらに今回は、野木森取締役による「安全について企業がなすべきこと」を演題名とした講演会を行いました。

RC表彰受賞(左:受賞者代表、右:RC委員長)

RC表彰受賞(左:受賞者代表、右:RC委員長)

改善事例発表会

 当社グループでは、「気づき、考え、行動する」をコンセプトとして、グループ全体の改善マインドの醸成を目的に、改善事例発表会を開催しています。2018年度は、4月にイノベーション・パークで開催しました。今回は、特機・MSDカンパニーの6カ国の事業場が参加した第6回グローバル改善大会から選出された部門や、今回初参加となった東京本社や大阪本社、名古屋支社の本社サイトから選出された部門など、国内外の各事業場の124チームから選抜された20部門が参加しました。また、今回の発表会を、社内イントラネットでも中継し、約2,000名が聴講しました。今後も安全と品質の確保を最重要課題と位置付けて、改善活動に取り組んでいきます。

グローバル改善大会
改善事例発表会

改善事例発表会の様子