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2000年~

創業当時の本社および堺工場
創業当時の本社および堺工場

大竹工場(全景)
大竹工場(全景)
セルロース事業は、2005年(平成17年)に中国に酢酸セルロースおよび無水酢酸の製造販売会社 寧波大安化学工業有限公司を設立、また、2006年(平成18年)に西安恵大化学工業有限公司の製造能力を3倍に引き上げ、中国で酢酸セルロースからアセテート・トウまでの一貫生産体制を築きました。

国内に於いては、阪神高速大和川線建設事業のため堺工場の一部敷地等が収用されることに伴い、2007年(平成19年)に堺工場のたばこフィルター用トウ事業を大竹工場に移転、併せて能力増強しています。また、液晶ディスプレイ市場の拡大に伴うトリアセテート(TAC)の需要の急拡大に対応して、2004年(平成16年)に網干工場での酢酸セルロース製造設備の増設に着手し、トリアセテート(TAC)を増強。さらに2008年(平成20年)、大竹工場にトリアセテート(TAC)製造設備を新設し、網干工場・大竹工場の2拠点体制を整えしました。

有機合成事業では、2002年(平成14年)に中国でソルビン酸等製造販売会社を買収、また、寧波大安化学工業有限公司で生産する無水酢酸は、世界的に旺盛な需要に対応するものです。2009年には、大竹工場にエステル法酢酸エチル製造設備を設置するなど、アセチルチェーンを強化しています。

光学異性体分離(キラル)事業では、世界的なキラル医薬品開発の加速、中国・インドへのアウトソーシングの高まりを受けて、2006年(平成18年)1月に上海、2007年(平成19年)2月にインド中南部の都市ハイデラバードに技術サービス拠点を開設しました。これら地域でのテストマーケティング活動から、アジアにおけるキラル化合物の開発・生産が急速に伸びると見込まれ、2007年(平成19年)8月に上海に大賽璐薬物手性技術(上海)有限公司を、次いで2008年(平成20年)4月にハイデラバードにDaicel Chiral Technologies (India) Pvt. Ltd. を設立しました。
宝泰菱工程塑料(南通)有限公司
宝泰菱工程塑料(南通)有限公司

Daicel Safety Systems America,LLC
Daicel Safety Systems America,LLC
合成樹脂事業では、2001年(平成13年)樹脂コンパウンド事業を分社化してダイセルポリマー株式会社を、樹脂製品事業を分社化してダイセルパックシステムズ株式会社を設立。 2004年(平成16年)には、包装フイルム事業を分社化してダイセルバリューコーティング株式会社を設立して、合成樹脂事業再編に取組んでいます。他方、エンジニアリングプラスチックでは、ポリプラスチックス株式会社が、中国・南通市にポリアセタール樹脂製造の合弁会社 宝泰菱工程塑料(南通)有限公司を設立し、アジア・パシフィックでのエンジニアリングプラスチックのトップメーカーとしての事業基盤を強化しています。また、2006年(平成18年)には、ドイツに設立したTopas Advanced Polymers GmbHがチコナ社より環状オレフィン・コポリマー事業を買収し、光学分野での事業展開を推進しています。
2008年(平成20年) 3月には、大日本プラスチックス株式会社をタキロン株式会社に譲渡。さらに、同年10月には、三国プラスチックス株式会社の全事業をアロン化成株式会社に譲渡しました。両社のプラスチック加工事業のシナジー効果を期待するとともに、「事業の選択と集中」をよりいっそう推進しています。

火工品事業では、2000年(平成12年)に入り、自動車エアバッグ用インフレータ事業の米国拠点Daicel Safety Systems America,LLCを合弁で設立、 2002年(平成14年)タイにDaicel Safety Systems (Thailand) Co.,Ltdを設立、 2004年(平成16年)ポーランドに欧州拠点 Daicel Safety Systems Europe Sp. z o. o.を、中国に大賽璐安全系統(江蘇)有限公司を相次いで設立し、自動車産業の拡大に対応するべく、世界最適生産を追及しています。