エポキシ樹脂エポリード PB3600
EPOLEAD エポリード PB3600 エポキシ化ポリブタジエン(末端基:OH)
エポリードPBシリーズはエポキシ化ポリブタジエンであり、フェノール樹脂、酸無水物、ポリアミン、カチオン触媒などの各種硬化剤を用いることで、ゴム弾性のある塗膜が得られます。
従来のエポキシ化ポリブタジエンに比べエポキシ当量が低いため、ビスA型やクレゾールノボラック型のエポキシ樹脂に対する相溶性が優れており、塗膜にゴム弾性を付与することができます。
PB3600は水酸基末端であり、分子内にも水酸基を持つため極性が高く比較的粘度が高いのが特徴です。
特長
- 優れた硬化物特性(ゴム弾性、透明性、耐衝撃性、耐屈曲性)
- エポキシ樹脂との優れた相溶性
- 低いエポキシ当量(従来品と比べて)
用途
- カチオン硬化樹脂原料(クリアコーティング、インキ、接着剤、光造形)
- 缶コーティング(フェノール樹脂硬化)
- カチオン電着塗料、水性塗料(アミン硬化)
- 半導体封止材(酸無水物硬化)
- プリント基板材料
製品仕様
構造式 | ![]() |
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形状(常温) | 液状 |
粘度 | 29,000 mPa・s(45℃) |
エポキシ当量 | 193 g/eq |
色相(APHA) | 30 |
荷姿 | 15kg缶 180kgドラム |
記載の数値は代表値であり、規格値ではありません。