転んだ先の
「着るエアバッグ」

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ウェアラブルエアバッグ「あすほ」を着用した高齢者

明日も、その先も。
自分らしく
歩き続ける人生に。

シニアの転倒骨折は、
寝たきりや
要介護状態などQOLの低下だけでなく、
日本全体の大きな社会課題にも
つながっています。


私たちダイセルは、
40年にわたり
世界中の命を守ってきた
自動車安全技術を、
身につける安心へと進化させ、
「大腿骨保護システム」を
搭載した
ウェアラブルエアバッグを開発しました。


「転ぶのが不安で外出を控えてしまう」
「大切な人を安心して送り出したい」
そんな想いに応え、
転倒への不安を安心へ変えるために。
さりげない着心地に、確かな安全機能を。


今日も、明日も、その先も。
一人ひとりが自分らしく
歩み続けられる毎日を支えます。

DATA

現状について

  • シニアの
    大腿骨近位部骨折は…

    年間約20万件であることを示す棒グラフ

    大腿骨近位部骨折が
    起因で寝たきり、
    認知症等要介護状態
    となりQOLが低下

    ※日本整形外科学会・日本骨折治療学会
    「大腿骨頸部/転子部骨折
    治療ガイドライン2021」より

  • 75歳以上は…

    3人に1人が年1回以上転倒を経験することを示す人物アイコン
  • 転倒は…

    夜間〜朝方の発生割合が約50%であることを示す昼夜の円グラフ

    医療・介護施設などでは
    夜間の配置職員が
    少なく職員さまの
    負荷が高い

    ※日本転倒予防学会誌 Vol.2 No.3:23-32 2016
    「介護老人保健施設入所者の転倒発生状況
    ―移動手段に着目して―」より

ISSUES

現場の課題

  • 病院・介護施設の課題

    見守りの負担増
    QOL向上と安全の両立

  • 利用者・ご家族の課題

    転倒への恐怖
    寝たきりへの不安

Product

着るエアバッグ「あすほ」の製品写真

確かな保護技術と日常に
溶け込む心地よさを両立した
「着るエアバッグ」あすほが、
あなたの日常を転倒の
リスクから守ります。

  • Feature1

    世界基準の衝撃保護技術

    約40年にわたり自動車安全で培ったインフレータ(ガス発生装置)を土台として、0.1秒で確実にエアバッグを膨張させる技術を活用

  • Feature2

    高度な転倒検知作動システム

    1,000回以上、自分たちで取りためた転倒データと産総研様の強い支援をもとに転倒検知アルゴリズムを構築

  • Feature3

    日常に溶け込むデザイン

    着用する方が選んで身につけたくなる普段着。その中にエアバッグを搭載することで、さりげない安全を提供

USE CASES

利用シーン

  • 医療・介護施設での
    見守り

  • ご自宅での
    見守り

  • 趣味での活用

  • 職場での活用

  • リハビリ施設での
    見守り

  • 障がいをもつ方の
    見守り

Technology

TECHNOLOGY01

内部のセンサーにより転倒を予測し、衝撃の直前に
エアバッグを膨張させて大腿骨近位部にかかる衝撃力を軽減。

エアバッグ展開前の様子
エアバッグ展開後の様子
TECHNOLOGY02

わずか0.1秒でエアバッグを展開。
作動後は管理者に通知し、作動状況の把握が可能。

転倒検知からエアバッグ展開、通報までの動作フロー図
TECHNOLOGY03

現場の「今」を捉え、
安全を守るモニタリング機能。

  1. 転倒・転落の検知

    転倒・転落を自動検知し、管理者へ通知。転倒発生状況の分析や改善検討につなげます。

  2. 活動量の把握

    着用者の姿勢変化・活動量を自動判定。日々の変化をデータにより可視化します。

  3. 位置情報を把握(開発中)

    着用者の位置情報を把握。転倒発生時の職員の方の対応迅速化を実現します。

TECHNOLOGY04

現場のスタッフからご家族まで、
シーン別活用イメージ。

活用機能 対象者 病院/
介護施設
在宅 職場・
趣味活動
活用できる
機能
責任者
・事業者
リスクマネジメントに貢献
転倒時の衝撃を緩和
運営効率向上
リスクマネジメントに貢献 リスクマネジメントに貢献
スタッフ 転倒時の衝撃を緩和
日常データ可視化
起床・離床・通知
心理的負担低減
見守り機能
行動実績記録分析
日常データ可視化
—
家族 転倒時の衝撃を緩和
見守り機能
転倒時の衝撃を緩和
見守り機能
転倒時の衝撃を緩和
見守り機能
本人 転倒時の衝撃を緩和
日常データ可視化
転倒時の衝撃を緩和 転倒時の衝撃を緩和

Evidence

EVALUATION

効果検証

RESEARCH

共同研究

  • 広島大学病院との
    共同研究

    ダイセルは、広島大学病院と共同で、ウェアラブルエアバッグ「あすほ」の安全性・装着性・受容性を検証する臨床研究を進めています。高齢者の転倒・骨折に備えるには、日常生活で無理なく長時間身に着けられることが重要です。本研究では快適性や生活動作への影響、受け入れやすさを確認しながら、課題抽出と製品改良に取り組みます。さらに、装着により得られる活動データの活用可能性も検証し、安全・安心な日常をご提供できるよう努めて参ります。

    三上 幸夫先生Yukio Mikami

    広島大学病院 リハビリテーション科長/教授

    高齢者の転倒・骨折は、身体機能の低下や要介護化につながる重要な問題です。そのため転倒予防だけでなく、転倒時の受傷を軽減する取り組みや、転倒リスクを早期に把握する仕組みの構築が求められています。
    ウェアラブルエアバッグ「あすほ」は、転倒時の衝撃緩和による骨折予防に加え、装着中に取得される歩行や活動データを活用できる点に特徴があります。日常生活の中での活動量や移動状況、バランス特性などを継続的に把握することで、従来の評価では捉えにくい生活場面での身体機能や転倒リスクの変化を可視化できる可能性があります。
    本研究では、安全性や装着性、利用者の受容性を検証するとともに、日常生活モニタリングから得られるデータをリハビリテーション評価と組み合わせることで、転倒予防や個別化されたリハビリテーション医療への活用可能性について検討していきたいと考えています。

  • 国立研究開発法人
    産業技術総合研究所との共同研究

    ダイセルは産業技術総合研究所(産総研)と共同で、高齢者の転倒・骨折という社会課題の解決に向けた技術開発を進めています。産総研の転倒メカニズムに関する科学的知見と動作解析技術に基づく技術開発により、「転倒の兆候をどう捉えるか」と「どの瞬間を転倒と判定するか」の検討を重ね、骨折リスクの高い転倒を検知するアルゴリズムを開発しました。科学的根拠に基づく技術開発を通じて、安全・安心な暮らしを支える製品づくりに取り組んでいます。

    藤本 雅大先生Masahiro Fujimoto

    産業技術総合研究所 セルフケア実装研究センター 生体・運動機能研究チーム長/健康医工学研究部門 運動生理学・バイオメカニクス研究グループ長

    高齢者の転倒による骨折、なかでも側方への転倒による大腿骨近位部骨折は、寝たきりや要介護状態を招く主要因の一つであり、超高齢社会における重大な社会課題です。その解決には、骨折ひいては転倒を未然に防ぐ技術が求められます。
    産総研は「あすほ」の転倒検知アルゴリズムの開発において、ダイセル様と共同研究を行ってまいりました。姿勢や身体運動を計測・評価する技術を活かして、検知技術の精度向上に取り組んでいます。
    また、装着中に取得されるデータから、歩行の質や転倒リスクを評価する技術の開発も進めています。「転んだ先を守る」技術と、転倒リスクの増大にいち早く気づくことで「転ばぬよう支える」技術の確立を通じて、高齢者の安全・安心な暮らしを支える社会の実現を目指しています。

STORY

約40年以上培ってきた「命を守る技術」を
すべての人の日常へ

OUR VISION

日常のリスクをみつけだし
安心して暮らせる
毎日を支える。

日々の暮らしには、気づかないまま通り過ぎていく小さな揺らぎがあります。
そのささやかな兆しを見つけだし、そっと寄り添うことで、人がもっと自分らしく歩んでいける毎日を支えたい。
私たちは、生活の影に潜むリスクに目を向け、大切な一歩が失われないよう、やわらかな安心を届けていきます。
守られていることを意識しないほど自然に、いざというときには確かにそこにいる存在として。
人々の毎日に静かに寄り添い、今日を支え、未来への道を照らしていきます。

OUR STORY

開発への想い

「明日も歩ける」を、
あたりまえに。

シニアの転倒骨折は、寝たきりや要介護に直結する重大な課題。ご本人にとっても、ご家族にとっても、あまりに大きな喪失です。だからこそ私たちは、自動車安全で培ったインフレータ技術を日常のなかへ転用し、転んだその瞬間に大腿骨を守る「あすほ」を開発しました。転ばぬ先の杖のように、そっと寄り添うウェアラブルエアバッグ。いつか子どもたちまで、全世代が“あたりまえのお守り”として身に付ける未来へ。

CONTACT

「あすほ」の導入パートナーを募集しております。
お気軽にご質問・ご相談ください。

お問い合わせ
FAQ

よくあるご質問

製品仕様について

  • ウェアからエアバッグを取り外し、ウェアは衣類としてお洗濯、エアバッグは防水・抗菌仕様のバッグに入っているため、濡れたタオル等でふき取りを行ってください。

  • すべての重量を合わせてプロトタイプでおよそ800g、ダウンコートと同じ程度の重さです。最終製品としては更なる軽量化を目指しております。

  • ご高齢の方でも容易に着脱できるよう、医療施設でご助言をいただいてデザインしております。現在実施中の臨床研究を経て、更に簡単に着脱できる形を目指します。

  • 原則、2年程度を目指しております。ウェアは汚れ、破れ等が発生した場合には取り換えが可能です。

転倒検知について

  • 限りなく誤作動を減らすよう設計しております。ただし、現実に起こるすべての事象をカバーしているわけではない為、利用者の方と一緒に育てていく製品として考えいただけますと幸いです。

  • 当製品は、現在、大腿骨近位部への衝撃をやわらげるための製品であり、すべての骨折を防ぐものではありません。保護部位の拡大は、ニーズに応じて進めたいと考えております。

  • 当社の想定で骨折すると判断した場合には作動しますが、通常は骨折リスクが低いとみなした転倒時には、エアバッグを作動させません。

導入サポートについて

  • 可能です。当社問い合わせフォームよりご連絡いただくか、弊社協力会社へご連絡ください。サンプル数は限られております為、ご提供までお時間を頂く場合がございます。

  • 現在は、当社にてエアバッグを膨張させるガス発生器の交換が必要です。取扱説明書に記載のサポートまでお問い合わせください。

  • 現在、プロトタイプのサンプル利用の受付を行っております。是非、弊社問い合わせフォームよりご連絡ください。製品の販売開始は2027年夏を予定しております。詳細が決まりましたら、ホームページでお知らせします。

  • まずは医療施設・介護施設向けの販売となります。将来的には、ご自宅での利用まで拡大させたいと考えておりますが、「あすほ」が育つまでお待ちください。