当社は、1971年に（株）ダイセル大竹工場の警備及び工場支援業務の受託会社として設立され、その後、プラント支援（原材料仕込み、産業廃棄物処理）業務、多品種少量生産型プラント運転管理業務、たばこ用フィルタートウ紡糸・定量・梱包業務、製品検査業務、保安業務など・・・（株）ダイセル大竹工場の中で業務範囲を拡大しながら成長して参りました。
その間、ダイセルグループが有する固有技術を、経験と知識を駆使して蓄積するとともに、3Sにこだわる事でグループ企業として業務技術力と安全管理力を高めて参りました。
現在では、ダイセルグループの中でも高い安全と品質レベルを有する会社として評価されております。
（株）ダイセルの人事方針である「人間中心の経営」は当社にも浸透しており、請負業務を遂行する「人」の立場に立って、業務の“ミエル化”を行い、問題点や課題は何でも“イエル風土”、みんなの意見を“キケル風土”を作り上げることに取り組んでおります。
また、より良い作業環境、より良い作業方法、より良い組織風土をみんなで議論することにより、定年まで元気に働ける会社づくりを行っています。
「みんながみんなのために働く」という仕事の原点の下、みんなが一体となって安全と安心を追及し、元気で明るい、いきいきとした会社づくりを目指していきます。
この価値観に共感し、当社の、ひいてはダイセルグループの発展にご尽力頂ける方と一緒に働ける日を心待ちにしております。
私達は一人一人の個性を尊重し、“あなたらしく働ける会社”の実現を目指し、誰とでも、何でも相談しあえる風土作りを醸成します。
当社では、全社員で3Sを実施する事により作業環境等の改善を行っておりますが、社員が課題点に気付いたとしても、上司や先輩社員に連絡・相談（イエル化）して頂かなければ、職場改善の機会が失われてしまいます。この機会損失なく3Sを効果的に進めて行く為には、上司や先輩社員が、社員から抽出された職場の課題点や課題解決策に対し、真摯に耳を傾ける（キケル化）事が必要であると考えています。
このイエル化キケル化を行う上で大切な事は“信頼関係”です。互いの個性を認め、信頼しているからこそ、“何でも相談して大丈夫”という雰囲気が生まれるとともに、互いの声に真摯に耳を傾ける態勢ができます。この関係ができれば、業務改善や職場環境改善、個人のキャリア形成に至るまで、肩肘張らずに自然体でイエル化キケル化ができ、自然と職場や社員が成長できる環境に発展していきます。ダイセルグループ人事方針である“人は成功の基礎である。”は私達にも根付いており、社員が自然体で自分らしく成長できる環境こそ、会社が持続的に成長できる原動力になるものと考えております。
なお、上記取り組みの一環として、全社員参加型の「いきいき職場つくり」を実施しております。これは、「自分達の職場をより良くするために、自分達は何をすれば良いか」を率直にみんなで話し合い、話し合いの中で決まった事を実行していく活動となります。
当社では、工場未経験者の方も安心して働いて頂けるよう新入社員研修を実施しており、工場のルール、当社の規程、安全への取り組みや企業倫理等について学んで頂いております。
新入社員研修後は化学工場の基本を学んで頂くため、有機化学プラントにて、数日間の現場研修を実施しており、当研修が終了した後、配属先にて技能を習得して頂く事としております。
なお、社会にまだ慣れておられない若手社員においては、不慣れな職場で“人間関係の構築”と“技能の習得”に加え、“社会人としての成長”を同時に行わなければならない為、精神的な負荷が特に高い時期と言えます。
そこで当社では、若手社員が安心して会社生活を送れるよう、日頃の職場でのコミュニケーションとは別に、業務内容に限定せず、社会生活上の疑問点も含めて日頃感じる疑問や不安点を解消して頂けるよう、3ヶ月に1回程度労務担当者と話し合う機会を設けています。
私達は、“企業の成長＝社員の成長”であると考えています。設備投資等により生産性を高める事で、企業の成長を促す事は可能ですが、この設備投資等の案を検討し、実行に移すのは社員であり、設備投資等を実施した後の実効性の確認や、さらなる改善を検討するのも社員である事を鑑みれば、社員の成長無くして企業の成長はないと言えます。
しかし、会社が成長できたとしても、社員がいきいきとやりがいを持って働く事ができなければ、会社の将来はもちろん、社員本人にとっても決して良い結果にはなりません。そこで私達は、OJTとOFF-JTの中に、能力開発項目に加え、人間性を磨く項目やキャリア開発に関する項目も導入しております。
当社の職場は多岐にわたり、職場によって必要な資格は多種多様となります。
当社では、業務で必要な資格および事業の発展に必要な資格を、適切な時期に取得できるよう支援しています。
