私は高校卒業後、新卒採用としてこのダイセル大竹産業へ就職しました。
大竹で生まれ育ったので学校求人では地元大竹で活躍できる企業を探すところから行い、様々な企業説明会や資料を見ていく中でこのダイセル大竹産業を見つけ、その運営方針にある3Sの取り組みと改善していく活動に興味を持ちました。
学校生活において、行事や課外活動などでは誰よりも主体的にやってきた自信があり、3Sを中心とした変化点管理や改善というダイセル大竹産業が行っている取り組みにこの経験を活かせると思い応募を決断しました。
私はダイセル大竹産業の新設プラント（OFT-3）にて、3交替勤務でタバコ用のフィルタートウを製造しております。
大きく分けて、糸を紡ぐ「紡糸工程」、定められた時間製品を振り込む「定量工程」、出来た製品を包装する「梱包工程」の3つの工程に分けられています。
どの工程においても製品と密接な状態にあり、フィルタートウは人の口に接触するものなので厳重な品質管理の下、異物混入等で製品をダメにしてしまわないように細心の注意を払って作業を行っております。
また、変化点管理を目的とする3S（整理・整頓・清掃）を行っており、作業員一人ひとりが作業性改善や危険性を抽出および品質の向上を目指し、機器トラブルや労災を未然に防ぎつつ、より良い製品を安全に製造出来るように取り組んでいます。
やりがいを感じるのはBefore/After（ビフォー/アフター）の活動を通して作業改善を行った時です。
Before/Afterとは現場作業における3S（整理・整頓・清掃）により現場を整理しておくことで何か変化があった際にはその変化にいち早く気付き、トラブルを未然に防ぐと共に、改善提案を行い主体的に改善していくことです。
例えば、日々同じような作業をしていても「こっちのやり方の方が効率的なのでは？」と感じることがあります。
そういった小さな気付きをすぐにBefore として挙げ、協議した改善案をAfter化して実行することで安全な作業に繋げることや、作業効率向上による負荷軽減をしています。
このように主体的に自分の気付きを抽出・改善提案・実行できて、その効果も確認できた時にとてもやりがいを感じます。
幅広い年齢層の中、とてもコミュニケーションが取りやすい会社だと思います。
私は新卒入社の為、ひとまわりやふたまわり年齢が上の先輩方がたくさんおられました。
入社直後は、仕事の責任感ややりがいというものが、どのようにしたら得られるのか解らず、結果、学生生活の延長線で仕事を行っていたのでミスすることや正しいやり方で作業出来ていないことが多く、仕事を淡々と行っていました。しかし、そのような状況でも先輩方は優しく、時に厳しく親身になって教えてくださいました。
1人前の作業者として独り立ちできるまで様々な先輩方が私の教育を行ってくださり、正しいこと間違ったことをしっかり教えて頂けることはもちろん、休憩時間も作業員同士の会話で笑顔が自然に起こるなど、年齢差が感じられないくらい親しく会話できる環境があります。
コミュニケーションは仕事において当たり前の事ですが、年齢の壁や新しい環境による壁で会話や質問など躊躇してしまいがちです。しかし、この会社では積極的に会話してくれる方や、色々な方法でわからないことを教えてくれる方がたくさんいるので仕事を覚えやすい雰囲気を持った職場です。
