ダイセル大竹産業株式会社

株式会社ダイセル

サステナビリティ

サステナビリティの推進

私達はダイセルグループの一員として、ダイセルグループが掲げるサステナブル経営方針の下、「安全・品質・コンプライアンス」を最重要基盤とし、ダイセルグループの重要課題(マテリアリティ)達成に向けた活動を行うとともに、誠実さと地道な努力そして自らの変革をもって、サステナブルな社会の実現と事業拡大を両立していきます。

サステナブル経営方針

サステナブル経営方針
  • ダイセルグループ サステナブル経営方針
  • ダイセルグループ マテリアリティ
  1. 1サステナブル経営方針の実現に向けた取り組み

    2015年の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
    地球上の「誰一人取り残さない」をキーワードに、17のゴールと169のターゲットで構成され、その実現に向けた取り組みが企業にも求められています。
    当社では、SDGsアンバサダー活動への参加を通じた社員の意識向上に加え、次の活動に取り組んでいます。

    • サステナブルピープル(Sustainable People)の具体的な取り組み:
      誰もが安心していきいきと定年まで働ける職場づくり

      3.すべての人に健康と福祉を
      4.質の高い教育をみんなに
      5.ジェンダー平等を実現しよう
      8.働きがいも経済成長も
      10.人や国の不平等をなくそう

      当社の事業はダイセルからの業務受託であり、製造現場でのモノづくりが中心となっております。社員が働きやすい環境づくりを推進する為、これまでも作業環境改善は進めて参りましたが、“誰もが働きやすい会社”を目指し、以下の取り組みを実施しています。

      1. ①障がい者サポーターを社内に設置する事で障がい者の方へのフォロー体制を強化し、障がい者雇用の拡大を推進する。

        当社の障がい者雇用における取り組みが評価され、「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度」(もにす認定制度)の認定を頂きました。

        障害者雇用 中小事業主認定
      2. ②私傷病からの復職支援や生活習慣病の改善等のため、産業医や保健師による面談を受けられる体制を整えるとともに、健康支援プラットフォームの導入等により、社員の健康増進を図る。

        健康支援プラットフォーム:健康維持・増進を目的とした様々な健康コンテンツの提供および健康診断結果の管理を行うシステム

        当該取り組み等が評価され、株式会社ダイセルと連名にて、健康経営優良法人2024(大規模法人部門(ホワイト500))の認定を頂きました。

        ホワイト500
      3. ③性別や障害の有無に関わらず、“誰もが安心して、いきいきと定年まで働ける職場づくり”を目指し、会社制度の改定、職場環境および作業環境改善を推進する。
    • SDGsの社内浸透への取り組み:全社員参加型の改善提案

      当社では、会社のS(安全)Q(品質)D(納期)C(費用)の向上を目的に、全社員で3Sを実施しています。3Sで抽出した気付き(課題)をB/Aシート(Before・Afterシート)に記載しておりますが、このB/Aシートに“SDGs区分”を設ける事で、社員が3Sを通じてSDGsを自分ゴトとして意識して取り組むことができる環境にしています。

  2. 2企業倫理

    5.ジェンダー平等を実現しよう
    8.働きがいも経済成長も
    10.人や国の不平等をなくそう
    16.平和と公正をすべての人に

    サステナブルな経営を行う上での基盤の一つが企業倫理(コンプライアンス)です。ダイセルグループでは、基本理念「価値共創によって人々を幸せにする会社」に基づく「ダイセルグループ行動指針」と「ダイセルグループ倫理規範」を実践すること自体を「企業倫理活動」と位置付けています。
    このような活動は一時的なものでなく、継続的に実施されるべきものであると考え、CAPDサイクルによる「企業倫理マネジメントシステム」を構築し、全員参加による活動を通じてその維持向上を図っています。
    当社では、経営者だけでなく社員全員が社会の一員である事を認識し、すべての法律、規範、ルールおよびそれらの精神を順守するだけでなく、常に高い倫理観と良識を持って行動する事としています。

    当社では、計画を起点とした活動では重要な事実を見落としてしまうおそれがあると考え、一般的なPDCAではなく、CAPDを改善サイクルとしています。

    CAPDサイクルによる企業倫理マネジメントシステム

    CAPDサイクルによる企業倫理マネジメントシステム
    • 行動方針
    • 行動規範
  3. 3レスポンシブル・ケア

    3.すべての人に健康と福祉を
    7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
    8.働きがいも経済成長も
    9.産業と技術革命の基盤をつくろう
    12.つくる責任 つかう責任
    13.気候変動に具体的な対策を
    14.海の豊かさを守ろう
    15.陸の豊かさも守ろう

    株式会社ダイセルは1995年に日本化学工業協会の「環境・安全に関する日本化学工業協会基本方針」に基づき、「レスポンシブル・ケア基本方針」を制定しました。
    製品の開発から廃棄に至るすべての事業活動において、お客様、地域社会の人々、および従業員に対する安全の確保や環境の保全に積極的に取り組み、安全と健康を確保することが社会の一員としての責務であると考えます。
    当社においても持続的発展可能な社会の実現をめざし、ダイセルグループの一員として、レスポンシブル・ケア活動を推進しています。

    レスポンシブル・ケア
    レスポンシブル・ケア

    ダイセルグループ レスポンシブル・ケア基本方針

安全への取り組み

  1. 13Sへのこだわり

    まずは“整理”をする事で職場からムダをなくし、“整頓”をする事で必要なものを必要な時に、必要なだけ素早く取り出せるようにします。次に、整理・整頓された状態を常に維持する為に“清掃”し、職場で起こる変化(課題)にいち早く察知できる状態を保ちます。
    この状態で抽出された課題に対し、「なぜこのような事が起こるのか」の真因を解析し、同一事象が発生しないような再発防止策を講じる事で、その職場の安全レベルを向上させます。そして、向上した安全レベルを将来に亘り落とさないよう、作業マニュアルである作業標準書へ追記(標準化)します。
    これらの3Sを全社員の業務と捉え、CAPDサイクルにより継続的に実施する事で、労働災害及び重大トラブルを発生させない「安全職場」が確保できるものと思っています。
    なお、抽出課題の案件によっては他職場においても類似案件がないかを点検し、同様の対策を講じております。

    3Sへのこだわり
    3Sへのこだわり
  2. 2現場巡回

    作業手順や作業環境等の改善は、その職場特有の課題ではなく、会社として取り組むべき課題だと考えています。
    作業者視点でしか気付けない危険個所(課題)はありますが、一方で、慣れた職場だからこそ気付けない課題もあります。また、危険個所の改善(課題解決)には、作業者だけでなく、有識者の意見も加味して検討していく事が必要となるケースもある為、当社では、管理職と労働者代表合同による巡回、職場リーダー巡回、有資格者による衛生管理者巡回、産業医巡回を実施しています。

    現場巡回
  3. 3作業標準書へのこだわり

    当社では、作業マニュアルである作業標準書の作成目的を、“新人でも分かりやすく”かつ“将来に亘って作業レベル、安全・品質レベルを落とさない”の2つとしており、作業標準書は単なる作業マニュアルではなく、当社の技能財産であると考えています。
    その為、単なる作業手順を記載するものではなく、作業風景やKnow-Why(作業の根底にある基本的な知識)等も記載する事としております。
    なお、3Sにより作業方法や技能レベルは進歩していきますので、CAPDサイクルを回し、作業標準書の改定を適時行っております。

    作業標準書へのこだわり

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