チェーンプロダクションカンパニー
姫路製造所 網干工場 生産部
設備管理グループ 電気計装チーム
早﨑 孝明
2003年入社 高等専門学校 電気系卒
チェーンプロダクションカンパニー
姫路製造所 網干工場 生産部
設備管理グループ 電気計装チーム
早﨑 孝明
2003年入社 高等専門学校 電気系卒
※仕事内容は取材当時のものです。
ダイセルは地元に工場がなかったこともあり、まったく知らない会社でした。たまたま見たWEBサイトの採用情報に、電気系社員の紹介で、プラントの電気計装の設計を自らが主体となって実施していると書かれているのを読んで、電気系のエンジニアでも化学プラントの設計に携わることができ、おもしろそうな仕事だと思い興味を持ちました。
また、入社してみて感じたことですが、新人に対する教育は社会人としての基礎から専門的な内容まで幅広くあり、非常に充実していると思います。
現在の主な業務内容は、電気計装のエンジニアとして老朽化した電気設備を新しい設備へ置き換える「更新業務」、新しいプラントや電気設備を計画、設計から施工管理まで実施する「建設業務」を担当しています。
「更新業務」は一見簡単そうにも思えますが、過去のエンジニアが考えた思想を読み解き、そこに現在の技術を盛り込んでより良い設備へと変えていく奥が深い業務です。
私たちエンジニアの業務は更新案件一つとってみても、考えることが多い業務です。日々の業務において悩み、考えることが非常に多い業務ですが、達成できた時の喜びは大きく、また業務を通して常に成長していくことができます。
これまで、プラントのメンテナンスから建設まで数多くの業務を実施してきましたが、その中でも大型の建設案件だった、ボイラータービン発電設備の建設業務が一番印象に残っています。
プラントの運転を制御するシステムや、電力会社で取り扱うような特別高圧の電気設備などの、設計から施工管理までを新人と2人で実施しました。建設当初は本当に納期通りに完成できるのか不安でしたが、周りの仲間の強力なサポートもあり無事完成することができました。
この建設では技術的な面でも多くのことを学ぶことができましたが、それよりも、達成が極めて困難と考えられることでもチームで協力して取り組めば達成できるということを実感したことが大きかったです。仕事を実施していく上で何が一番重要であるかを学ぶことができた仕事でした。
以前より誰も直すことができずに困っていた、既設設備の不具合がありました。その解析から改善までを実施したところ、設計した通りの機能で設備不具合が改善され、現場でその設備を使用されている方たちから“設備が使いやすくなって助かった”と言われた時に、この仕事のやりがいを感じました。
私の職場は新型コロナの影響もあり、今は3カ所の執務室に分かれていますが、ミーティングや会議でTeamsなどを使い、コミュニケーションを取りながら業務をしています。最初のうちは慣れないこともあって不便さを感じていましたが、今では皆がいろいろな機能を使いこなしながら楽しく活用しています。10時や15時の休憩時には、各執務室の休憩所で皆がお菓子を持ち寄って、ティータイムも楽しんでいます。
今ある技術にとらわれず新しい技術を取り込み、今ある課題を解決することで会社に貢献したいと思います。また、それを継続、発展させていくことで、私たちエンジニアがこの会社に存在する価値を見出していきたいと思っています。
休日はゲーム、映画鑑賞、料理など趣味が多く、いろいろやっていますが、その中でも今は釣りが一番の趣味で、毎週末に釣りへ行っています。
最近は特に船で沖へ出るオフショアの釣りにハマっており、この写真は今年の5月に釣り仲間と沖縄へマグロを釣りに行ったときのものです。