売上の半分は海外市場。
「イノベーション」を合い言葉に世界を変え続けるグローバルカンパニーです。
BtoB企業であるがゆえに、世間一般ではあまりなじみのない私たちですが、
実はいろいろな魅力を持つ会社なのです。
あなたの想像を超えたダイセルの姿をお伝えします。
ダイセルグループは、世界15の国と地域に活動拠点を置いています。
グループ企業数は74社、連結海外売上高比率は67.9%。
グローバルに事業を展開する化学メーカーとして、成長を続けています。
また、国を越えて人財交流を進めながら、
グローバルな視野を持つ日本人の育成にも努めています。
活躍のステージは世界に広がっています。
セルロース化学、有機合成化学、高分子化学、火薬工学をコア技術に、
化学製品から自動車エアバッグ用インフレータまで多岐にわたる製品を製造販売しています。
さらに電子情報材料など、新規事業ユニットの創出を積極的に推進。
化学工業の枠を超えて事業領域を拡大しています。
ダイセルの創業は1919年。
硝酸セルロースを原料としたセルロイドの製造が原点です。
その技術をベースに、有機合成、合成樹脂、火工品など幅広い分野のさまざまな製品を開発・製造してきました。
近年は生産革新の新手法である「ダイセル式生産革新」で、日本の産業の競争力強化にも貢献しています。
1919年9月
セルロイド8社の合併により
大日本セルロイド株式会社創立
1958年8月
たばこフィルター用
アセテート・トウの製造を開始
1964年5月
ポリプラスチックス株式会社を合弁で
設立、ポリアセタール樹脂の製造に着手
1980年4月
メタノール法による酢酸の製造を開始
1994年11月
上海に樹脂コンパウンド事業拠点
Shanghai Daicel Polymers, Ltd.を設立
2000年3月
姫路製造所網干工場に統合生産センター
が完成し、統合運転を開始
2008年5月
大竹工場の液晶光学フィルム用
酢酸セルロース(TAC)製造設備が竣工
ダイセルは基本理念「価値共創によって人々を幸せにする会社」のもとに、様々なステークホルダーと手を取り合い、持続可能な社会の構築へ貢献すべく新たな「価値」を生み出し、社会に提供していくための取り組みを行っています。
価値共創の発信拠点として、2017年に誕生した「イノベーション・パーク」(旧 総合研究所、姫路技術本社、エンジニアリングセンター の集約拠点)があります。
「イノベーション・パーク」は、研究開発と生産技術の機能を集約させ、持続的な新規事業創出を加速させる使命を担う拠点です。オープンイノベーションを実現する場としても機能する「iCube」は、まさにダイセルの価値共創を体現する存在です。
2018年にはイノベーションセンター新井(新井工場)、2022年にはイノベーションセンター播磨(播磨工場)を竣工し、全社に取り組みを展開しています。
化学。そこには、未来を変えていく大きな力が眠っています。
その可能性は、これからも無限の広がりを見せるでしょう。
私たちが目指しているのは、化学の力を用いて多様化する社会にソリューションを提供し、広く社会とともに成長していくこと。
さまざまな社会、環境の変化を新たなチャンスと捉え、勇気を持って変革に挑戦し続けます。
更に直近では、大胆に変えていかなければならないことを「長期ビジョン DAICEL VISION 4.0」に明確にし、
次の100年に向け、新たなチャレンジを加速させています。