若手トーク

若手トーク
  • セイフティSBU
    インダストリーBU
    医療関連事業戦略部
    研究開発室

    長谷川 崇志

    2017年入社
    工学研究科
    環境・エネルギー工学専攻卒

  • 事業支援本部
    経理グループ

    飼手 里香

    2017年入社
    外国語学部
    国際関係学科卒

  • ダイセルミライズ株式会社
    営業本部
    樹脂ユニットレジン営業部

    寺本 征史

    2017年入社
    法学部
    法律学科卒

※仕事内容は取材当時のものです。

ダイセルに入社を決めた理由は?

寺本
就活では、さまざまな業界に対して営業ができる企業を探していました。そこで幅広い分野の事業を手がけている業界として化学メーカーにたどり着き、いろいろ企業を調べる中で出会ったのがダイセルでした。ダイセルの会社説明会で驚いたのは、最先端のオフィスだったこと。他のメーカーと比較して、社員が働く環境にもしっかり投資する会社なのだな、と魅力を感じました。
飼手
私はもともと化学が好きだったこともあり、化学メーカーに絞って就職活動を行っていました。就職活動の軸にしたのは、その会社の製品や事業に自分が興味を持てるかということ。ダイセルは人の命を守るエアバッグのインフレータなど、興味を持てる製品が多くあることが魅力でした。また、ダイセルの1DAYインターンシップに参加して、社員の方々とお話しさせていただいたり、オフィスの雰囲気を見たりして、「良い会社だな」と感じたことも入社の決め手です。その時受けた印象は、働いている今も変わっていません。
長谷川
確かに職場の雰囲気は良いですよね。私は自分が興味を持てる製品が作れて、それが人々の生活に身近な製品であればいいなと思っていました。ダイセルを知ったのは、大学の研究室で医学部の先生と共同研究をしていたときです。その先生を通してダイセルの社員の方と一緒に実験したり、研究を行ったりしていました。ダイセルの社員の方々が、学生の私を研究仲間の一人として扱ってくださったのが印象的で、ダイセルに惹かれました。学生時代の研究を活かして、人の健康や命に関わる開発ができたらと考え、入社を決めました。
ダイセルに入社を決めた理由は?

現在の仕事内容は?

飼手
経理グループに所属し、グループ会社の会計業務を担当しています。グループ会社の会計業務では、入出金から損益計算、財務諸表作成、税務申告まで経理関連業務のほぼすべてを行っています。
長谷川
自動車エアバッグ用インフレータの火工品技術を応用した医療用の「新規投与デバイス」の開発を行っています。中でも私が担当しているのは、デバイスを構成する部材やデバイスの投与性能の評価です。
寺本
私は主にセルロイドとアセテート樹脂の営業を担当しています。顧客への製品PR、納期調整、在庫管理等を行っています。セルロイドとアセテート樹脂の用途の半分以上はメガネ。工場はすべて中国にあり、海外との関わりが非常に多い部門です。
飼手
寺本さんの部署は仕事柄、英語をよく使うのでは?
寺本
そうですね。メールや電話など、ほぼ毎日英語を使って仕事をしています。ダイセルは英語の研修も充実しているので、入社してからTOEICのスコアがかなり上がりました。今は海外に対する抵抗もなくなり、海外で働きたいという意欲が高まっています。
長谷川
私も入社してから、自然と海外に目を向けるようになりました。現在手がけているデバイスを世界中の方々に使っていただけるよう、将来は英語を使って、世界に向けた仕事をしたいと思っています。
飼手
現在の仕事で英語を使うことはありません。しかし外国語大学出身なので、経理の基礎を身につけた後に、英語を活かせる仕事をしてみたいと考えています。
現在の仕事内容は?

ダイセルの社風は?

寺本
大学の先輩が他の化学メーカーに勤めており、社内の上下関係が厳しいと聞いていました。しかし、ダイセルに入社してみるとまったくそんな感じではないので驚きました。
長谷川
私の部署も、みんなでお昼ご飯を食べたり、時には体育館を借りてバドミントンをしたりと、みんな仲が良いですよ。上下関係に縛られない居心地の良い雰囲気があります。
寺本
みんな上司も「さん」付けで呼んでいますよね。
飼手
みなさん、良い職場ですね。上下関係のない、話しやすい職場は私の部署だけだと思っていました(笑)。私の上司は仕事で分からないことがあっても丁寧に指導してくださるので、とてもありがたいです。
寺本
ただ、トップダウンではない代わりに、自分で考えて行動することが求められますよね。もちろん、自分一人で抱え込んでしまうのではなく、必要であれば上司や技術系の先輩社員に相談することもできるのですが。入社以来、自分の頭で考えるということについては、とても鍛えられたように思います。苦労もしたし、努力もした点ですね。
長谷川
確かにダイセルにはそういう風土があると感じます。私も上司に現状を報告すると必ず、「じゃあ、君の意見は?」「君はどうしたいの?」と聞かれます。新人でも指示を待つだけではなく、自分から「私はこう思います」という根拠と自分なりの意見を求められます。
飼手
私も以前は、上司に「○○が起こりました」と報告するだけでしたが、最近は「こういう理由で○○が起こったと思うのですが、このような対処でよろしいですか?」とそれにプラスアルファが付けられるようになってきました。私も、社会人としてのスキルが少しずつ向上しているのを実感しています。
ダイセルの社風は?

仕事のやりがいは?

長谷川
新しい技術は常に求められていて、それは社会が豊かになるために必要なものです。医療機器という人の命や健康に直結する製品を開発できることと、それが少しずつかたちになっていくことに大きなやりがいを感じています。
飼手
私は経理の担当者として、新規製品に携わる部署との打ち合わせに参加することがあります。管理部門からも、長谷川さんが担当されているような新規事業を支えていきたいです。経理の仕事は、業務の幅がとても広く、多くの場面で必要としてもらえることがやりがいです。
寺本
やりがいもそれぞれですね。私は、ダイセルの社名の由来にもなったセルロイドという最も古い製品を扱っています。セルロイドの国内サプライヤーは、今やダイセルだけです。セルロイドのメガネを売りにしているメーカー、メガネ屋さんはとても多く、もしダイセルがセルロイドを提供しなくなったら、お客様はとてもお困りになると思います。社会で必要とされている限り、事業を続けることが企業の信頼につながる。そんな価値ある製品を、営業として守っていきたいという気持ちを強く持っています。

学生の皆様へのメッセージ

寺本
ダイセルは100年近い歴史のある会社ですが、常に新しいものを取り入れている企業です。そのため、社内外で積極的に新しい提案をできる人が求められています。就職活動は今後の人生を左右する重要なイベント。さまざまな情報が流れてきますが、積極的に行動すれば、自然とやりたいこと、やるべきことが見えてきます。自分の信念を貫いて頑張ってください。
飼手
就職活動をしている学生の皆さんには、インターンシップなどの機会を利用して、たくさんの企業を訪問し、多くの人と積極的に関わってほしいです。さまざまな業界について知ることができるのは、就活生の特権です。面接やエントリーシートでは、飾らず自分を素直に語ることが大切だと思います。就職活動は、自分がどういう人間なのか、これからどうなっていきたいのか、自分と向き合ういい機会です。迷うこと、苦しいこともあるかと思いますが、満足できる就職活動ができるよう応援しています。
長谷川
約100年前、セルロイド事業に端を発したダイセルは、今やセルロース、合成樹脂、火工品、ヘルスケアなど多くの分野で事業を展開しています。さまざまな事業を展開できた理由は、新しい技術を常に取り入れ続けたからであり、ダイセル社員が常に新しいことに目を向け、挑戦してきたからだと思います。就職活動では、「自分は将来何がしたいか」という視点を大切にして、いろいろな企業を探してみてください。