女性トーク

女性トーク
  • 浅井 種美
  • 新納 佳那子
  • 西山 杏花
  • 藤岡 瞳
  • 浅井 種美

    サステナブル経営推進室
    サステナブル経営推進グループ

    1989年入社
    薬学部 薬学科卒

  • 新納 佳那子

    チェーンプロダクションカンパニー
    姫路製造所 網干工場
    MAC-C建設室

    2014年入社
    情報工学科卒

  • 西山 杏花

    ヘルスケアSBU
    コスメBU
    マーケティング部

    2017年入社
    環境人間学部
    環境人間学科卒

  • 藤岡 瞳

    事業支援本部
    人事グループ

    2004年入社
    商業科卒

※仕事内容は取材当時のものです。

ダイセルに入社を決めた理由は?

新納
現在、新規プラント建設プロジェクトの一員として、3年後の完成に向けて設計を行っています。就職活動の際は、技術職として男性と対等に現場で仕事をして、キャリアを積める会社を探していました。男女の区別がない風土を感じて、ダイセルを選びました。
西山
私は有機合成カンパニーで営業をしています。ダイセルを選んだのは、ズバリ営業がしたかったから。「女性は営業のアシスタントというポジションで」という会社もある中、ダイセルも女性の営業職採用はかなり少ないと言われていました。しかし、「営業職の女性を採用してみたい」という意欲はとても感じられました。そこで、女性営業職のパイオニア的な存在になれるかもという期待もあり、ダイセルに入社しました。
藤岡
人事グループの人材マネジメントチームで、要員管理と人事異動の発令業務等を担当しています。私は高校のクラブの先生に、「先輩がダイセルで働いているからどう?」と勧めてもらったことが入社のきっかけでした。先輩と一緒に働けるという安心感がありました。
浅井
人事グループで女性活躍推進・働き方改革を切り口としたダイバーシティを推進する一方、品質監査室で全社の品質改善の促進に取り組んでいます。私はダイセルの女性総合職の第1期生でした。就職活動でダイセルを訪問した際に、男女の区別なく働けそうな印象を受けました。また、研究職に就くことで自己成長を実現できそうだと感じ、入社しました。
ダイセルに入社を決めた理由は?

女性の働きやすさは?

浅井
入社当時、研究所に在籍していた頃は、結婚して退職する女性社員が多くいました。しかし現在、その部署で働く女性で、結婚して退職する社員は1人もいなくなりました。この10年ほどは、出産・育児を経た女性社員の100%が職場復帰しています。チームで仕事をしているので、誰かがサポートしてくれるし、短時間勤務やフレックス制度を上手に活用しているように思います。
藤岡
私の所属している人事グループも、女性が多い部署ということもあって、妊娠・出産後に復帰して、短時間勤務をしている女性社員が多いです。
浅井
そうですよね。妊娠・出産で仕事を休むことに対して、「当たり前のことだから気にしなくていいよ」という雰囲気は、私が出産・育児休暇を取得した時代にもありました。また、そうした休暇を経ても、男性と同じようにキャリアを重ねることもできました。
西山
私は新卒の女性社員で初めて有機合成カンパニーに配属されました。男性社員がほとんどという部署で、当初は不安もありました。でも、ある時カンパニー長が、「西山さんには恋も、結婚もしてもらいたい。出産しても、この会社は辞めないでくださいね」とおっしゃったんです。その言葉にぐっときました。男性社員ばかりの職場だけど、女性がそこに入ろうとする環境を一生懸命作ってくれているんだなと・・・・・・。私の後に続く営業職の女性社員もいて、女性を仲間として一緒に働こうという雰囲気が感じられる職場です。
新納
西山さんと同じく、私も女性が少ない職場で働いています。入社5年目になるのですが、仕事で女性だということを意識したことはありません。それは幸せなことだと思っています。所属するエンジニアリングセンターでは、私が2人目の女性社員。1人いる女性の先輩社員がお子さんを産んで職場復帰をされた時、復帰前と同じように仕事を任されている様子を見て、とても安心しました。
藤岡
それはありますね。私自身、現在短時間勤務中。以前と仕事内容も変わらないし、短時間勤務だからと周りに引け目を感じることはありません。
浅井
ダイセルの女性社員の割合を知っていますか?2018年3月末で8.9%でした。少ないですよね。でも、少ない分、他の部署の女性社員との結びつきは強いのかもしれません。
新納
確かに女性社員の結束力は強いですよね。
西山
部門を超えての女子会もよく行われています。
女性の働きやすさは?

女性支援の制度と取り組みは?

藤岡
私は産休を取得しましたが、制度はとても利用しやすかったです。先ほど言ったように、現在は短時間勤務中です。ダイセルはテレワークを推進しているので、週に1回程度は在宅勤務をしています。在宅勤務をすることによって子どもと過ごす時間が増え、余裕を持って家事ができます。
浅井
子育て中は、出勤する前にやらなければならないことがあって大変ですよね。
藤岡
そうなんです。でも、在宅勤務ができると、それが少しでも楽になります。リモートワークシステムというものを導入しており、自宅用に配布されているパソコンで会社のネットワークに接続できるので、会社のパソコンをわざわざ家に持ち帰らなくても仕事ができるんです。
西山
働き方の幅が広がって、とてもいい制度ですね。
浅井
私は社内総合職で育児休暇を取得した初めての社員です。復帰後も同じ職場に戻れるように配慮していただいたので、安心して1年間の育児休業を取ることができました。
新納
そんな支援制度があると聞いて、安心しました。安心するということは、自分はこの会社で働き続けたいと思っているんだなと改めて自覚しました。
西山
私は営業職なので、私が制度を利用する時は、通常とは少し違う使い方になるかもしれません。今だったら、テレワークで社外でも仕事ができる体制が整ってきていますから。新しい支援制度を私たち若手が導入して、次の世代につなげていきたいです。
女性支援の制度と取り組みは?

女性のキャリアアップは?

藤岡
「なでしこ塾」ってありますよね?
浅井
「仕事中の生活になるんじゃないか」と管理職に就くのをためらう女性は少なくありません。管理職は特別なものではなくて、「男性がしていることを、女性もできるんだよ」ということを体感してもらったり、「こんなふうに人を巻き込めばマネジメントできる」ということを学んでもらったりする機会が「なでしこ塾」です。1、2期生は管理職を目指す女性社員を対象にして開催しました。
新納
私はまだそこまで考えられませんが、女性社員のキャリアアップについては関心があります。
浅井
私は研究所からキャリアをスタートして開発センター、品質監査、現在の人事グループまで、これまで7回異動がありました。いつも「私にこの仕事ができるのかな」と思いながらの挑戦でしたが、一つひとつの仕事が私の経験になりました。ダイセルは意欲のある社員に挑戦させてくれたり、きちんと評価してくれたりする会社。ダイセルの会社説明会で学生さんを前にお話しさせていただく時に、私はいつも「あなたたちの未来は明るいですよ」とアピールします。
藤岡
浅井さんは、さまざまな職場を経験してこられたんですね。私は入社後、担当するチームは3回ほど変わりましたが、一貫して人事グループで働いています。しかし「こんな仕事がしたい」と話すと、上司がそのための支援をしてくださいます。出産して短時間勤務だからといって、仕事を任されないということはありません。キャリアアップもできるし、これからも挑戦したいという気持ちを持てる会社です。キャリアを積んで、子育てを終えて管理職に就いていらっしゃる浅井さんはすごいと思うし、私もそれを目標にしたいと思います。
西山
私は営業の仕事で担当する製品にとても愛着があり、やりがいを感じています。だからずっと営業職のままキャリアアップを図っていきたいです。女性の営業職として、どんなキャリアの道筋を作っていけるのか。自分でも作っていきたいですし、もしかしたら周囲もそれを期待してくれているのかもしれません。出産・育児の制度も率先して活用したいと思っています。それが自分のためにもなり、後に続く人のためにもなると考えています。
新納
私は電気の仕事を担当して4年目になります。そのタイミングで大きなプロジェクトの一員になることができました。女性は私1人なのですが、特に不安はありませんでした。新しいプラントのシステムを任されているので、この先のキャリアを考えた時に、「システムのことなら新納に聞け」と言われる存在になりたいです。キャリアアップに対する不安は一切ありません。任されたことを一生懸命にやっていけば、評価される会社だと確信しています。
女性のキャリアアップは?

女性が働く場としての魅力は?

西山
ダイセルは「女性を採用したい、女性が活躍できる場を作っていきたい」という強い想いを持っている会社です。化学を専攻していなかった私が、当社に入社し営業に配属されたこともその実例の一つです。これまでは女性社員が少なく、その実績はあまりありませんでした。ですが、実際に営業の業務に携わる中で感じたことは、ダイセルでは、学んできた専攻や男女の性別関係なく平等に活躍できるチャンスがあるということです。
新納
電気系統の仕事は安全が第一なので、時には叱られることもあります。しかし、それは一人の人間として大切にされているから。工場見学の際に女子学生の方とお話をさせてもらうことがよくあります。その時、私はいつも「女性だから、若手だからではなく、一人の人間として、一人の技術者として仕事を任されますよ」とお伝えしています。
藤岡
西山さんも言われましたが、ダイセルでは女性の活躍推進に力を入れています。女性管理職も目標を定めて増やそうとしています。これは大きなチャンスだと思います。産休・育休、時短勤務、テレワークなど制度も整っているし、これから女性がより働きやすい環境になるのは間違いありません。
浅井
現在、男性、女性といった性別だけでなく、ダイバーシティ経営が求められていると思います。女性社員、シニア社員、外国籍を有する社員・・・・・・、さまざまな考え方を持つ人材が働くことが会社の強みになります。柔軟に働ける制度が導入されているので、仕事と家庭の両立ももちろん可能です。仕事だけでなく、家庭人としても成長できます。人としてそんなふうに年齢を重ねていきたいなと思う方は、ぜひダイセルに入社していただきたいです。
女性が働く場としての魅力は?