社員紹介

轟 尚紀
轟 尚紀

生産本部 生産技術センター 工業化グループ

轟 尚紀

2010年入社 工学研究科 物質工学専攻修了

※仕事内容は取材当時のものです。

入社動機

先輩が生き生きと仕事をしていた。

私の卒業した大学の研究室は、たまたま当社と共同研究を行っていたこともあり、「ダイセル」は学生時代から馴染みのある会社の1つでした。高い生産技術を持っており、省エネルギー技術適用への挑戦的な取り組みを行っていることを知る中で、新しい製品を一つでも自分で開発から生産まで携わり、新しい技術を使って生産へと繋げ、世の中へ提供したい気持ちが強くなり、当社を志望しました。
今振り返ってみると、志望した最後の決め手になったのは、リクルーターの先輩社員をはじめ、さまざまな先輩社員とお話をさせていただいた中で、社員の方が生き生きとおもしろそうに仕事をされていると感じたことだったと思います。

先輩が生き生きと仕事をしていた。

仕事内容

さまざまな製品を生産につなげていく。

ダイセルには少量多品種の製品や大量生産品、開発品等のさまざまな製品があります。これらの製品を、ラボ実験から始まり、生産設備の建設、試運転を行い、生産につなげていくのが私の仕事です。現在は、40年前から使用してきた設備の老朽化に伴い、再設計し直して新たな生産設備を導入しようとしています。また、製品規格に「臭い」があるおもしろい製品の試運転も行っています。
設備が大きくなるにつれて、設備の中の様子は見えなくなってきます。試運転で何か問題が起きた際に、中の様子を見たいと思うこともよくありますので、ラボ実験や中規模のパイロット設備の段階から中の様子をよく観察して、現象を捉えることを心がけています。

エピソード

妥協しないことの大切さを実感。

ある開発品のスケールアップを行うために、中規模プラントで試運転を行ったことがあります。その際、ほとんど影響がないと考えていた運転条件が、ラボ実験の実績を外れていました。結局、製品規格の範囲から外れてしまい、再生するために、運転をやり直しました。
生産現場を含め、余計な労力をかけてしまって大変申し訳なかったのですが、皆さん協力的に動いていただいてとても助かりました。スケールアップする時には、しっかりとラボ実験を重ね、試運転では妥協せずに検証の範囲内で行うことの大切さを学ばせてもらいました。

妥協しないことの大切さを実感。
多くの人を巻き込んで進めていくところ。

やりがい

多くの人を巻き込んで進めていくところ。

海外での大型プラント建設を手がけるのダ

開発品を取り扱っていると、それぞれのステージによって関わってくる人が変わってきます。初めは限られた数名しか知らなかった案件が、生産部門や品質保証部門、エンジニアリング部門、カスタマーセンターなど、さまざまな部門の方も巻き込みながら進んでいくことや、自分の仕事が多くの人に知られていくことにおもしろさを感じています。
案件が変わると社内外の関わる人が変わっていきます。その中でも、別の案件で一緒に仕事をした人や同期との再会、社内交流会でしか話したことのなかった人と一緒に仕事をすることもあり、それらも「ダイセル」で仕事をする喜びの一つです。

気がねなく意見をぶつけ合える職場。

職場の雰囲気

気がねなく意見をぶつけ合える職場。

上司や部下関係なく、言いたいことは言える雰囲気だと思います。職場内にも「反応」が得意な人や「分離・精製」が得意な人など、さまざまな人材がいますので、それぞれの視点、切り口で意見をぶつけることができます。しっかり上司が場をコントロールしてまとめてくれるので、一体感も感じながら仕事のできる職場だと思っています。

これからの挑戦

海外での大型プラント建設を手がけたい。

目下の目標は、今携わっている老朽化更新案件や試運転を安全に完遂することです。近い将来としては、国内の案件だけでなく、海外での大型プラント建設なども経験してみたいと思っています。
また、新しい技術を設備に導入したい思いは入社当初から変わっていません。自分で一から手がけたプロセスを使って製品を製造し、世の中に提供していきたいです。

OFF TIME

家族と外に出かけて一緒に遊ぶ!

家族と外に出かけて一緒に遊ぶ!

家族と外に出かけて一緒に遊ぶ! サッカーをすることが好きなので、独身時代は地域や会社のサッカーチームに入って遊んでいました。結婚して子供ができた今は、家族と外に出かけて一緒に遊ぶことがリラックスタイムになっています。コロナ禍ということもあり、外に出かけ難い状況ではありますが、できるだけ人が少ない場所を選びながら、出かけています。