近い未来、
巨大化学工場は
地球上から消えている。

マイクロプラント。それは、究極の エネルギーレス生産革命

マイクロプラントとは ABOUT MICRO PLANT

必要なものをムダなくつくる。
革命的エネルギーレス生産システム
「マイクロプラント」

BEFORE 大規模・高エネルギー型の従来製法

これまでの化学工場は、化学素材をつくる工程で巨大な釜に大量の原料を入れ、大きな熱と圧力をかけ、長時間加熱しながら分子を反応させる高エネルギー型の工程でした。大きな釜の中では温度や圧力にムラが生まれ、不必要なものも多くつくられてしまい、それらを取り出すためのさらなるエネルギーが必要になります。多くのエネルギーと工程が必要なプロセスを根底から覆すのが一枚のガラス板を組み合わせて超小型の工場のつくる技術の「マイクロプラント」なのです。

一般的な化学プラントの釜の中のイメージ
1000ミリメートル

AFTER 究極のエネルギーレス工場「マイクロプラント」

マイクロプラントでは7×3cmのガラス板に張り巡らされた100μmほどの超微細な溝(流路)の中を原料が流れていきます。

温度も圧力も均一な中で分子どうしがピンポイントに出会い、従来よりもはるかに短時間で反応が起こる上、不必要なものが生まれることなく、それを取り除く工程が必要なくなります。

低エネルギーでCO2排出も大幅に減り、カーボンニュートラルにも貢献する究極のエネルギーレス工場なのです。

マイクロプラントでの反応
100マイクロメートル
半導体などに使うレジストポリマー工場をマイクロプラント化した時に起こる工程変化と、
そのサプライチェーン全体をマイクロプラント化した時に起こる産業革命

1.従来のレジストポリマー工場をマイクロプラント化する

従来のレジストポリマー工場の工程

モノマー 溶剤 モノマー溶解 重合反応 純度を上げるための後工程[精製1、精製2、精製3] 製品(ポリマー)

マイクロプラント化した工程

マイクロ流体デバイス[モノマー 溶剤 重合反応 製品(ポリマー)]
はじめの反応が純度が高く、後工程は不要となる

2.さらに、サプライチェーン全体をマイクロプラント化する

従来のモノマー製造工程

反応 純度を上げる[精製1、精製2、精製3、精製4] モノマー 抽出、晶析、分離、乾燥、蒸発など

従来の溶剤製造工程

反応 純度を上げる[脱低沸 脱高沸] 溶剤

全てをマイクロプラント化したサプライチェーンの工程変革

マイクロ流体デバイス[モノマー製造 反応 モノマー、溶剤製造 反応 溶剤] マイクロ流体デバイス[ポリマー製造 重合反応 製品(ポリマー)]
全てのプラントで後工程が不要となり、超効率なサプライチェーンが誕生する

「マイクロプラント」 3つの生産革命

01 超小型化革命

マイクロプラントはマイクロ流体デバイスと呼ばれる小さなガラス板を直列につないで1ユニットが完成します。ガラスの流路のデザインを組み合わせることであらゆる化学製品に対応し、1ユニットを並列に並べることで、生産量をどこまでも増やせます。

例えば20m×20m×20mの巨大プラントが、デスクトップサイズになるほどの超小型化が可能。しかも実験室での結果を工業化する際もガラス板の数を増やすだけで再現できます。超小型化することで規模や生産効率だけでなく、研究から実装のプロセスのムダも無くせるのです。

従来のプラント デスクトップケミカルプラント(マイクロプラント)

02 エネルギーレス革命

超微細な流路の中では、温度や圧力にムラがなくピンポイントかつスピーディに狙った反応を生み出すことができます。ムダな反応も起こりにくいため生産物の純度が高く、余計なものを分離する後工程も必要なくなります。エネルギーも排出CO2もともに90%以上削減できます。

03 生産拠点革命

超小型でエネルギーレスでさらに低コストのため、生産拠点の自由度が飛躍的に高まります。原料のある場所で生産拠点を置ければ地産地消が容易になり、輸送にかかるコストやエネルギーも大幅に削減できます。

化学工場Aとサプライチェーン(臨海地域)の化学工場Bと化学工場Cが相互に輸送 化学工場Aと原料産地、マイクロプラントサプライチェーンが相互に輸送