ESG評価型シンジケートローン契約締結に関するお知らせ

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河 義美)は、株式会社三井住友銀行が実施する「ESG/SDGs評価シンジケーション」および
株式会社三菱UFJ銀行が実施する「ESG経営支援ローン」を活用したシンジケートローン契約を222日に締結いたしました

本シンジケートローンの組成にあたり、当社のESGの取り組みや情報開示、SDGs達成への貢献などの審査において、
それぞれ「ESG/SDGs評価シンジケーション」AAランク1、「ESG経営支援ローン」Sランク2の高評価を取得しました。

当社グループは、「価値共創によって人々を幸せにする会社」を基本理念とし、今後もサステナブル経営の推進を通じてSDGsの達成に貢献していきます。

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「ESG/SDGs評価シンジケーション」      「ESG経営支援ローン」

1:株式会社日本総合研究所によるESG/SDGs評価において、サステナビリティに向けた企業経営で優れたESGSDGsの取組みと情報開示を実施していると
   評価されました。(7段階評価で上から2番目)
2:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と株式会社日本格付研究所の連携によるESG 評価において、
  当社グループの取組みは最上位の「業界をリードするESG経営」と評価されました。

■「ESG/SDGs評価シンジケーション」における主な評価のポイント

・自社の事業に伴うCO2排出量等の実績値について、国内グループ会社を含め把握しているとともに【2050年に向けた長期ビジョン】と
 2030年に向けた定量的な環境目標を設定していること。また、天然由来資源を有効活用するバイオマスプロダクトツリー製品の開発
 や、生分解性樹脂・新規水処理膜、摩擦を制御する省エネルギー技術の開発に注力する姿勢を示しており、製品を通じて持続可能な社
 会の実現への貢献が期待できこと。
・従業員への配慮として健康経営に向けた取り組み等を推進しており、育児・介護休業等の取得者数や有給休暇取得率、女性管理職比率
 等を開示していること。また、事業を通じた社会的課題解決の取り組みとして、メディカル分野における製品提供を通じた感染症対策
 や、自動車エアバックインフレータの供給を通じた安全対策等への貢献が期待できること。
・「社会と人々の幸せ」「幸せを提供する環境」「働く人の幸せ」を基軸としたサステナブル経営方針を掲げ、長期的視点に立った経営
 を実践することで、マルチステークホルダーに配慮する姿勢を示しており、長期ビジョンや中期経営計画に反映されていること。
・持続可能な社会の実現に向けた具体的な取組として、「バイオマスプロダクトツリー」等の社会的課題解決に資する製品を開発し、そ
 の普及を通じてSDGsが示す「目標 12」「目標 14」等の達成への貢献が期待できること。

■「ESG経営支援ローン」における主な評価ポイント

・サステナビリティの取り組みについてトップマネジメントが自ら関与し、ESG経営を推進するための体制を構築している。
・サステナビリティに関するウェブページを開設し、サステナビリティレポートにおいて網羅的に情報を開示している。
・「レスポンシブル・ケア活動」において、代表取締役社長をトップとする推進体制の下、「環境保全」「労働安全衛生」等各テーマに
 ついて目標を制定する仕組みがある。
・「酢酸セルロース」の海洋分解性に優れた環境性能をウェブサイトで公表するなど、自社製品の環境価値を訴求している。また、製
 品・製造工程での環境負荷低減テーマでの研究開発など(環境負荷低減製品の開発も含む)を実施している。
・サステナビリティの推進にあたって、「基本的な考え方」および「サステナブル経営方針」を策定し、社会に関する「ダイバーシティ 
 推進」、「人権の尊重」等の各テーマについて「基本的な考え方」を策定している。
・「ダイセルグループ行動方針」および「ダイセル行動規範」を制定している。それらの実践を「企業倫理活動」と位置付け、「企業倫
 理マネジメントシステム」を構築し、推進している。

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本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

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