令和5年度近畿地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)の発明が、公益社団法人発明協会主催「令和5年度近畿地方発明表彰」において、「発明奨励賞」を受賞いたしました。


本発明は、ペン入力型タッチパネル(タブレット)に関するものです。タブレットは、PCに近い機能を持つだけでなく、画面に直接触って手書き感覚で操作できるなどのメリットを持つことから、教育現場をはじめ急速に普及しています。しかし、学習においては「書いて覚える」ことも重要であり、基礎的な事項を記憶する場面で紙が有効なことは、東京工業大学名誉教授 赤堀侃司 先生も指摘されています。しかし、タブレットではプラスチックペンでの書き味が悪いために、「書いて覚える」ことが疎かになることに加え、プラスチックペンではペン先も摩耗し易いという問題もありました。

本発明は、独自設計の表面凹凸形状により、ペン入力方式のタッチパネルにおいて紙と鉛筆のような筆記性・筆記音の実現とペン先磨耗の抑制の両立を達成したものです。

「地方発明表彰」は優れた発明等を生み出した技術者・研究者に対して行われるもので、1921(大正10)年からの歴史があります。弊社の近畿地方発明表彰の受賞は5回目となります。表彰式は20231114日(火)に神戸ポートピアホテルにて行われました。

詳細はこちらをご確認ください。
http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/chihatsu.html

一覧に戻る

Cookieの使用について

当ウェブサイトでは、より快適にウェブサイトをご利用いただくため、Cookieを利用しております。当ウェブサイトをご覧いただく際は、Cookieの使用に同意ください。なお、このまま当ウェブサイトをご覧いただいた場合、Cookieの使用にご同意いただいたものとさせていただきます。

詳細はこちら