ポリプラスチックス株式会社の会社分割を伴うグループ企業再編計画に関するお知らせ

株式会社ダイセル
ポリプラスチックス株式会社

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:榊康裕、以下 ダイセル)は、ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮本仰、以下 ポリプラスチックス)の全事業(ただし、子会社および関連会社の株式の保有及び管理事業を除く。)を2026年4月1日付けでダイセルが吸収分割により事業承継する方針で検討を進めることといたしました。ポリプラスチックス株式会社(日本法人)を①エンジニアリングプラスチック事業(付帯関連事業を含む)と②ポリプラスチックスの関係会社株式の保有・管理事業に分割し、ダイセルが前者①の事業を包括的に承継するものです。分割後もポリプラスチックス株式会社は法人格を維持します。ポリプラスチックスの社名は国内外の関係会社を含め、変更も検討してまいりますが、新社名および変更時期につきましては、改めてお知らせいたします。

ダイセルは中期戦略「Accelerate 2025」に沿った事業構造の転換を図り、エンジニアリングプラスチック事業の更なる強化のため、2020年にダイセルグループであるポリプラスチックスを完全子会社化しました。その後、ダイセル式生産革新の富士工場への導入を始めとした両社シナジーを通じて同事業の強化に取り組んでまいりました。意思決定の迅速化も進み、2024年11月のDP Engineering Plastics (Nantong) Co.,Ltd.(中国 江蘇省)のPOM商業生産開始、2025年2月のPolyplastics Taiwan Co., Ltd.(高雄市)でのLCPポリマープラント稼働、2026年4月(予定)のTOPAS Advanced Polymers GmbH(ドイツ ザクセン=アンハルト州)のCOC第2工場稼働など、エンジニアリングプラスチック事業は着実に成長を続けています。加えて、ポリプラスチックスの業績面においても昨年度、過去最高益(ポリプラスチックスグループ連結ベース)を計上する等、完全子会社化の効果が着実に発現されつつあります。

今回のグループ企業再編(経営統合)においては、“新しいダイセル”を創るという考え方に立脚し、ポリプラスチックスの本対象事業をダイセルに統合することで、①ポリプラスチックスの強みであるテクニカルサービス及びソリューション提供に係るノウハウの共有、②ダイセルのセイフティ事業及びマテリアル事業等との緊密な連携強化、③グループ全体の成長に向けた人財活用、並びに、④コーポレート機能の効率化等を通じて、企業価値最大化を目指します。

なお、包括的な事業承継であるため、エンジニアリングプラスチック事業の製造・販売・研究開発体制に大きな変更はなく、これまで通りの製品・サービスの品質および供給体制を維持しながら、ステークホルダー皆様へのより一層の価値提供に努めてまいります。
引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。


ご参考
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<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ダイセル
事業支援本部 IR広報グループ
TEL:03-6711-8121

ポリプラスチックス株式会社
事業支援本部 総務部
TEL:03-6711-8614

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