すべての研究開発は事業化を目指す。
オープンイノベーションで、循環型社会の実現を。

当社の中期戦略「Accelerate 2025」では、製品、製造プロセス、働く人のサステナビリティを実現しながら、社会や人々に求められる価値を提供し、循環型社会の構築や人々の幸せに貢献していくことを目指しています。
私たちの使命は、社会やお客様のニーズに基づいた研究成果を責任をもって事業化することです。その実現のためには、「研究の自由と規律」のバランスが大切です。研究チームは「自由」な発想のもと活発に取り組む一方で、ビジネスの視点を持ち、事業化に向けた計画を練る「規律」も必要です。このバランスこそが、研究成果を経済的な価値に繋げ、会社の未来を築く鍵だと信じています。
また、循環型社会の実現に向けた取組みにおいて、ダイセルグループだけでは達成することが困難なテーマは大学との連携や他社との協業など、オープンイノベーションをリードすることで、共に成し遂げられると信じています。

私たちは常に課題に向き合い、創業以来培ってきたユニークな素材や技術を最大限に活用することで新たな価値を創造し、社会に提供していきます。
今後も、皆さまのご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。

専務執行役員
研究開発本部長
塩飽 俊雄