インドネシア技術評価応用庁に高速液体クロマトグラフ(HPLC)とキラルカラムを贈呈

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)はこのたび、インドネシアの政府系研究機関・技術評価応用庁(BPPT)に高速液体クロマトグラフ(HPLC)とキラルカラムを贈呈いたしました。

インドネシアは医薬品原材料の輸入率が高く、95%以上を輸入に頼っています。しかし、輸入医薬品のキラル分析に関する技術開発や法整備が遅れており、十分な分析は行われていません。BPPT長官のHammam Riza氏は、海外の医薬品原材料への過度の依存や不十分な検査体制の問題点を認識されており、今後BPPTで十分なキラル分析ができる体制を構築したのち、必要な技術サービスをインドネシア製薬業界へ展開していきたいとお考えです。

当社は2015年以来、BPPTに対して医薬品の分析や安全性に関わる技術協力を行っています。これまでもキラルカラムを提供してまいりましたが、このたび、BPPTのキラル分析試験所認定(ISO/IEC 17025)取得のために、高速液体クロマトグラフ(HPLC)一式とキラルカラムを新たに贈呈いたしました。

10月2日に贈呈式が同国ジャカルタで行われ、当社取締役会長の札場操が、Hammam Riza長官にキラルカラムを手渡しました。現地のメディアも多く集まり、関心の高さが伺えました。

当社は今後もBPPTへの技術協力を通じ、インドネシアの発展に貢献してまいります。

※中央左:BPPT・Hammam Riza長官、中央右:当社取締役会長・札場操(提供:BPPT)

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

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