兵庫県立大学に「摩擦界面現象共同研究講座」を設置 開講式を2020年11月24日(火)に実施

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美、以下「ダイセル」)と公立大学法人 兵庫県立大学(本部:神戸市西区、学長:太田勲、以下「兵庫県立大」)は、兵庫県立大・播磨理学キャンパス(兵庫県赤穂郡上郡町)内に共同研究講座「摩擦界面現象共同研究講座」(以下「本講座」)202041日付で設置いたしました。摩擦の基礎研究を理論的・実験的に進め、得られた知見をもとに新素材の開発へとつなげてまいります。本講座の開講式を、20201124()に開催いたします。

ダイセルと兵庫県立大は、20178月に包括連携協定を締結し、産学連携を多方面で進めてまいりました。その一環として、摩擦界面で起こる現象を解明し新たな素材開発に必要な要素を研究することを目的に、本講座を設置いたしました。

ダイセルは長期ビジョン「DAICEL VISION 4.0」において、豊富な汎用樹脂・エンジニアリングプラスチックのさらなる拡充に加え、サステナブルな社会の実現に貢献すべく「バイオマスプロダクトツリーの構築」を掲げ、樹脂を含む機能材料のラインアップ充実を目指しております。本講座の研究成果が、これらの方針の実現に貢献することが期待されます。

本講座は、樹脂を扱う際の必須の課題である「熱」への対応を、摩擦の側面から解明することが目的です。摩擦現象は非常に複雑で、界面での現象に関する研究例は限られております。本講座では、摩擦界面での現象をミクロ視点(原子、分子レベル)とマクロ視点(材料自体)の双方でとらえるとともに、熱の観点から、樹脂を摩擦部材として用いる際に求められる特性を検証いたします。ひいては、本講座における共同研究から導かれた要素技術をダイセルが具現化し、社会ニーズに応える軽量高性能な新たな素材を提供することを目指します。

本講座の開講式を、ダイセル・兵庫県立大の代表者出席の下、20201124()午前10時より、兵庫県立大・播磨理学キャンパス 研究2期棟にて開催いたします。報道取材を受け付けますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事前にお申し込みいただいたメディアのみ入場を許可させていただきます。取材をご希望の方は、下記お問い合わせ先まで事前にご一報いただきますよう、お願い申し上げます。

PDFで見る

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル リサーチセンター

会場へのアクセスは、下記URLをご確認ください。
播磨理学キャンパスへのアクセス:
https://www.u-hyogo.ac.jp/campuslife/access/campus03.html
研究2期棟へのアクセス(キャンパスマップ):
https://www.u-hyogo.ac.jp/campuslife/access/pdf/campusmap_03.pdf

一覧に戻る

Cookieの使用について

当ウェブサイトでは、より快適にウェブサイトをご利用いただくため、Cookieを利用しております。当ウェブサイトをご覧いただく際は、Cookieの使用に同意ください。なお、このまま当ウェブサイトをご覧いただいた場合、Cookieの使用にご同意いただいたものとさせていただきます。

詳細はこちら