第29回日本動物実験代替法学会で「優秀ポスター賞」を受賞

当社は、動物愛護の考えのもと、動物実験代替法の開発に取り組んでいます。今回、第29回日本動物実験代替法学会において、当社が甲南大学フロンティアサイエンス学部、株式会社マンダムと共同で取り組んだ、動物実験の代替法として用いられるDPRA試験※1を改良した皮膚感作性試験法に関する研究テーマにおいて、「優秀ポスター賞」を受賞しました。この「優秀ポスター賞」は、全83 件の研究テーマの中から6 テーマが選ばれています。

これまでの「DPRA 試験」では、化粧品等で用いられることのある水に溶けにくい物質を正確に評価できないことがありました。しかし、今回新たに開発した試験法では、水に溶けにくい物質を精度よく、しかも簡易に評価できることから、今後の動物実験代替法に大きく貢献することが期待されます。

今後は、今回の試験法の有用性をさらに検証し、皮膚アレルギー反応の予測評価に応用します。

  • ※1動物実験の代替法として用いられる皮膚感作性(皮膚アレルギー性)試験法のひとつで、Direct Peptide Reactivity Assayの略語。試験物質とタンパク質(ペプチド)との結合能(反応性)を基に皮膚アレルギー反応を評価。

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