平成30年度 近畿地方発明表彰で「発明奨励賞」を受賞しました
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、社長:札場操)は、平成30年度「近畿地方発明表彰」(主催:公益社団法人発明協会)において、「省資源省エネルギー型の酢酸の製造方法」に対し、「発明奨励賞」を受賞いたしました。
「地方発明表彰」は優れた発明等を生み出した技術者・研究者に対して行われるもので、1921(大正10)年からの歴史があります。このたびの表彰では、本発明の実用化による社会貢献が評価されました。
表彰式は2018年11月21日(水)に和歌山市の「ダイワロイネットホテル和歌山」で行われます。
<受賞発明の概要>
【名称】
「省資源省エネルギー型の酢酸の製造方法」(特許番号5662269)
【発明者】
三浦裕幸、清水雅彦、上野貴史、山口和夫、後藤健輔
【内容】
メタノールと一酸化炭素の反応による酢酸の製造方法に関し、蒸発器の気化物の一部を凝縮させて反応器にリサイクルすることで、反応熱を効率的に除去する発明です。蒸留塔などの装置の小型化、一酸化炭素のロス抑制などの効果があり、省資源・省エネルギーでの製造が可能です。
以 上
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室