岡本佳男先生「2019 Japan Prize」受賞にあたって

名古屋大学特別招へい教授の岡本佳男先生が「2019 Japan Prize」を受賞されました。
このたびのご受賞にあたって、当社代表取締役社長・札場操のメッセージをご紹介いたします。

受賞された岡本佳男先生(左)

このたびの岡本先生のご受賞を心よりお慶び申し上げます。

当社主要事業の一つであるキラル分離事業は、岡本先生が「一方向巻きらせん高分子」の合成に世界で初めて成功され、その先駆的成果を当社に譲渡いただいて1982年に事業化したものです。
その後も、岡本先生には多糖誘導体系カラムの開発についてもご指導いただき、今日では、当社のキラルカラムは、キラル医薬品等の研究開発、製造や品質保証に不可欠なものとして、世界中の研究者の方々にご活用いただいております。

岡本先生のご研究の成果を当社で実用化させていただくことで、ライフサイエンス分野(医薬・農薬・食品・香料等)で幅広く社会に貢献できましたことは、ひとえに40年にわたる岡本先生からのご指導やご助言の賜物であり、今一度御礼申し上げます。

岡本先生はこれまでにも紫綬褒章、日本学士院賞など、いくつもの輝かしい賞・表彰を受けてこられましたが、今回のJapan Prizeのご受賞で、その輝かしい経歴に新たな1ページが加わりました。
当社としてもご功績を誇らしく思うとともに、岡本先生の今後の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

2019年1月16日
株式会社ダイセル
代表取締役社長 札場 操

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