ESMO Materials、森六ケミカルズとLEDリフレクター用白色エポキシモールディング樹脂を共同開発

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、社長:小河義美)は、ESMO Materials(旧nepes AMC、本社:韓国、社長:金廷勳)、森六ケミカルズ株式会社(本社:東京都港区、社長:文字英人)と、新たな熱硬化性LEDリフレクター用白色モールディング樹脂(W-EMC)をこのたび共同開発し、お客様へのサンプル提供を開始いたしました。

ダイセルは世界トップの脂環式エポキシメーカーであり、脂環式エポキシを用いた封止材をはじめ、LED関連事業を展開しております。長期ビジョン「Grand Vision 2020」の中で、LED関連事業など電子材料分野を注力分野の一つと定め、各社との協業を含めた事業拡大を図ってまいりました。

LEDリフレクター用樹脂は、年々要求される特性が厳しくなっており、従来の熱可塑型に代わって熱硬化型が主流になってきております。そのような環境変化の中で、当社の脂環式エポキシ樹脂の配合技術を最大限に活用すべく、ESMO Materialsのエポキシモールディング樹脂の製造技術と、森六ケミカルズの中国・台湾を中心としたグローバルな潜在顧客の発掘力を融合した共同開発を進めてまいりました。新たに開発したW-EMCについては、日本国内および中国、台湾などで潜在顧客の探索を行っており、将来的には世界的なW-EMC市場への展開を目指します。

この商品を皮切りに、三社での協力体制をより一層強化し、電子材料分野でのさらなる事業拡大を進めてまいります。

各社の概要

株式会社ダイセル

ダイセルは2019年に創立100周年を迎えます。14カ国・地域に拠点を持ち、1万2千人が働いています。セルロース、有機合成、合成樹脂、火薬工学をコア技術として、化学の枠を超えて幅広く社会にソリューションを提供しております。

ESMO Materials

ESMO Materials (旧nepesAMC)は2019年7月に社名を変更いたしました。グローバルに進行するインダストリアル4.0において、半導体、電気自動車及び2次電池用の材料事業にフォーカスを合わせビジネスを展開しております。競争力のある技術、ディフェクトゼロの品質管理及び差別化されたサービスで顧客の価値創造のため、たゆまぬ努力で「世界最高の競争力を持つ電気/電子材料専門企業」への跳躍を図っております。

森六ケミカルズ株式会社

森六グループは、1663年の創業以来、350余年の歴史を誇る企業です。環境変化を先取りし、新事業創造と変革に挑み続けることで、グローバル市場で勝ち抜ける経営基盤の構築を進めています。

以 上

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

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