「セルロイド圧搾用試験機」が「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、社長:小河義美)は、同社の「セルロイド圧搾用試験機」(以下:「本資料」)が、独立行政法人 国立科学博物館の「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に2019年9月10日付で登録されましたので、お知らせいたします。

本資料は、ダイセルの祖業であり、プラスチックの原点ともいわれる「セルロイド」の試作や検査に用いられました。セルロイドの工程の中で、混ぜ合わせた硝化綿と樟脳を、加熱・加圧してブロックにする役割を担っていました。

1954年に国栄機械製作所(現・グローリー株式会社)によって製作され、現在は当社の姫路製造所 網干工場(兵庫県姫路市)に保管*されております。このたびの登録にあたっては「日本のセルロイド工業の発祥・隆盛を現在に伝えるものとして重要である」と評価されました。

【重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは】
歴史上重要な成果を示し、次世代に継承していく重要な意義を持つものや、国民生活、経済、社会、文化に大きな影響を与えた科学技術資料の保存と活用を目的に、国立科学博物館が2008年度より行っています。2019年度は本資料を含め26件が登録され、登録件数は合計285件となりました。

以 上

  • 通常は非公開としておりますので、ご見学等はご遠慮ください。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

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