ダイセルグループのArbor Biosciences社、新型コロナウイルスの配列検査用試薬を無償提供

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)のグループ会社で、分子生物学ツール開発をリードしてきたArbor Biosciences社(本社:米国ミシガン州、以下「Arbor社」)は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の配列検査用試薬*「myBaits Expert 2019-nCoV」をリリースし、2020年2月12日より、新型コロナウイルスについて研究する方々への無償提供を開始いたしました。

Arbor社は、これまでに他の病原体用に同タイプの配列検査用試薬の開発・製造を行ってまいりました。このたび、研究界からの要請を受け、その知識・経験を活かし、1週間で本試薬を開発、リリースいたしました。本試薬は、2020年1月31日時点でNCBIデータベースから入手可能な全ゲノム配列および部分ゲノム配列に基づいております。

新型コロナウイルスを疫学、系統発生学的見地から研究している世界中の研究者に本試薬を無償で提供することで、新型コロナウイルスへの対応を支援してまいります。

詳しくは、Arbor社の日本での代理店であるプライムテック株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:荻原亮介)までお問い合わせください。

■同社お問い合わせページ

https://www.primetech.co.jp/news/tabid/70/language/ja-JP/Default.aspx?itemid=325

*次世代シーケンシンサーでの配列解析を迅速化するために前処理で用いる配列濃縮パネル



本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

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