中期戦略 Accelerate 2025-Ⅱ 策定に関するお知らせ

PDFで見る

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)は、このたび、中期戦略 Accelarate2025‐Ⅱを策定いたしました。
2020年6月5日に発表した中期戦略 Accelerate 2025 では、その策定時点で新型コロナウイルスの感染拡大の渦中にあったことから、その対応を優先することとし、具体的な経営目標については、情況の推移を見極めながら、改めて策定することとしておりました。
その間、コロナ禍への対応とともに、Accelerate 2025に掲げた施策にも着実に取り組みながら、さらに議論を深め、Accelerate 2025-Ⅱ として具体的な経営目標を取りまとめました。以下に、その概要をお知らせいたします。

1. Accelerate 2025‐Ⅱでお伝えすること
 2020年6月に発表したAccelerate 2025では、以下の図で当社グループの成長とサステナブル社会構築への貢献を目指すことをお伝えしました。このうちのいくつかの施策は、セイフティSBUの構造改革やポリプラスチックスの完全子会社化など、2020年度に一定の前進・成果を上げており、これらを弾みに、今後さらに諸施策を加速していきます。今回策定した Accelerate 2025-Ⅱ では、当社グループの考えるサステナブル社会(循環型社会)構築への道筋をお示しするとともに、それにつながる具体的な経営施策と、その遂行によって達成を図る当面の業績目標をお伝えいたします。中期戦略期間の前半は、減価償却費などで一時的に営業利益が低下しますが、全社的なコストダウンの徹底とともに、成長牽引事業であるセイフティSBUの効率化やポリプラスチックスの生産能力増強を進め、非事業用資産の売却など財務体質の強化にも取り組むことで、業績回復と資本効率の向上を図ります。そして、期間後半には、成長牽引、育成事業などに経営資源を重点配分しながら、クロスバリューチェーン構築に向けた施策を加速してまいります。

20210218001.png
2020年6月に発表した中期戦略Accelerate 2025の「成長と加速曲線における位置づけ」と「中期戦略の全体像」
※中期戦略Accelerate 2025-Ⅱ全文は、Accelerate 2025-Ⅱ 中期戦略[PDF:6.4MB]をご覧ください。
*一次産業と二次産業の共創循環を通じて、永続的な産業生態系を提唱するバイオマスバリューチェーンの紹介動画
リンクをご覧ください。
2. 業績・経営指標ターゲット
20210218002.png
 最終年度のWACCは6%前後と想定しています。
  *1:2020年度(21年3月期)は、21年2月3日に発表した見通しをベースとしています。
  *2:2021年度(22年3月期)は、年度計画策定後、改めて発表いたします。

3. 営業利益増加のセグメント内訳
20210218003.png
4. 資金創出力
 収益力強化に加え適正在庫化などCCC(※)削減効果で資金創出力向上
 非事業用資産売却により資金創出力をさらに高め、余裕資金を成長投資や株主還元に活用
 株主還元は総還元性向40%以上とし、自己株式取得も視野に柔軟に対応
20210218004.png

5. ポートフォリオの変化

 売  上: 2020年度を底に次世代育成/成長牽引を伸ばし成長
 営業利益: 2021年度は大型投資償却の影響で低下するが、原価改善と次世代育成/成長牽引で成長
20210218005.png


6. ポリプラスチックス完全子会社化のシナジー効果

20210218006.png

7. 中期戦略 Accelerate 2025-Ⅱ の前提条件
20210218007.jpg

8. その他
各SBU(事業部門)や機能別戦略の詳細は、Accelerate 2025-Ⅱ 中期戦略[PDF:6.4MB]をご参照ください。

※上記業績予想数値は、現時点で入手された情報に基づき判断したものであり、実際の業績は様々な要因により、
これらの業績予想とは異なることがありうることをご承知おきください。

PDFで見る

詳細資料:Accelerate 2025-Ⅱ 中期戦略[PDF:6.4MB]

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ダイセル IR・広報室

一覧に戻る

Cookieの使用について

当ウェブサイトでは、より快適にウェブサイトをご利用いただくため、Cookieを利用しております。当ウェブサイトをご覧いただく際は、Cookieの使用に同意ください。なお、このまま当ウェブサイトをご覧いただいた場合、Cookieの使用にご同意いただいたものとさせていただきます。

詳細はこちら