ダイセルの米国子会社Daicel Arbor Biosciences社のmyBaits®を使用した論文がNatureに掲載されました。
Daicel Arbor Biosciencesに在籍するJennifer Klunk博士らが参加したマクマスター大学・シカゴ大学の研究チームによる黒死病と免疫遺伝子に関する論文が、11月10日発刊のNatureに掲載されました。本研究では、Daicel Arbor Biosciences社の研究ツールであるmyBaits®を用い、14世紀に欧州で大流行した黒死病(ペスト)が考古学的人骨から得られた免疫関連遺伝子群との比較から、それが与えたゲノム遺伝子への影響について調査を行いました。
myBaits®は、ヒトなどのゲノム上の特定領域の遺伝子を分離・濃縮することができる研究ツールで、今回は免疫系に関連する領域を調査し、それが黒死病により自然選択の影響を受けたかどうかを確認するために使用されました。
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