株式会社ダイセル(本社：大阪市北区、代表取締役社長：小河義美)の発明が、公益社団法人発明協会主催「令和5年度中国地方発明表彰」において、「発明奨励賞」を受賞いたしました。

従来顧客が使用していたセルロースアセテート繊維は、使用時に顧客製品の品質を低下させるフィラメント破片（フライ）が多く発生する性質がありました。本発明はフライを抑制するためにセルロースアセテート繊維の全繊維度（TD）当たりの比強度（F/TD）を特定の範囲に調整することでフライの低減を見出し、そのF/TDを達成する製造方法を開発したものです。

「地方発明表彰」は優れた発明等を生み出した技術者・研究者に対して行われるもので、1921(大正10)年からの歴史があります。弊社の中国地方発明表彰の受賞は、2018年から６年連続となります。表彰式は2023年10月17日（火）にホテルグランヴィア岡山にて行われました。

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http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/chihatsu.html