インターナルカーボンプライシング(ICP)制度の導入について

株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:榊 康裕)は、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、当社グループにインターナルカーボンプライシング(ICP)※制度を導入しました。

インターナルカーボンプライシングICP)とは、脱炭素の取り組み推進に向け、企業内部で独自に設定・使用する炭素価格(=カーボンプライシング)のことです。一般的に、気候変動関連目標の達成を目指す企業の計画策定に用いられ、脱炭素化による収益機会とリスクの特定、設備投資に関する判断基準、炭素価格の上昇や各国の炭素規制への備えなど、幅広く活用されています。

当社グループは、長期ビジョン「DAICEL VISION 4.0」において「循環型社会構築への貢献」をゴールとして定め、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2018年度を基準年として、2030年の温室効果ガス(GHG)排出量を50%削減する中長期目標を掲げ、「現行生産プロセス」「革新的技術」「エネルギー供給」の3つの切り口でGHG排出量を削減し、地球環境と共生する循環型プロセスの構築に取り組んでいます。

【ダイセルグループのICP制度】

・ICP :10,000円/トン―CO2eq

・適用方法 :GHG排出量の増減をICPの適用により費用換算し、意思決定時の判断指標の1つとして活用する            


今後も当社グループは、気候変動への対応において、バリューチェーン全体の環境負荷低減を通して、エコロジーとエコノミーを両立させながら、カーボンニュートラルをはじめとする持続可能な地球環境の実現に貢献してまいります。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ダイセル
サステナブル経営推進室

お問い合わせはこちら

一覧に戻る

Cookieの使用について

当ウェブサイトでは、より快適にウェブサイトをご利用いただくため、Cookieを利用しております。当ウェブサイトをご覧いただく際は、Cookieの使用に同意ください。なお、このまま当ウェブサイトをご覧いただいた場合、Cookieの使用にご同意いただいたものとさせていただきます。

詳細はこちら