1990年~

西安恵大化学I期プラント
西安恵大化学I期プラント
1990年(平成2年)に光学異性体分離事業の米国拠点Chiral Technologies Inc.を設立、 1995年(平成7年)に、フランスに欧州拠点 Chiral Technologies Europe S.A.S.を設立、 1996年(平成8年)には新井工場にキラルSMB法パイロット設備を設置し、光学異性体分離事業を本格的に拡大しました。また、大竹工場では1992年(平成4年)に機能商品開発センターが設置され、機能性化学品の開発が加速されました。

セルロース事業では、たばこ用フィルターを国産化するという中国の国策に協力して1992年(平成4年)中国にたばこフィルター用アセテート・トウ製造販売会社 西安恵大化学工業有限公司を合弁で設立しました。

1994年(平成6年)には、中国にセルロイドおよびアセテート・プラスチックの製造販売会社 上海大申繊維素塑料有限公司を合弁で設立し、技術を移管、創業時からの事業であるセルロイドの日本国内での生産に幕を降ろしました。

合成樹脂事業では、1993年(平成5年)ポリスチレン事業に進出するために兵庫県に姫路製造所広畑工場を新設しました。また、樹脂コンパウンド事業では、1994年(平成6年)中国上海に上海大賽?塑料工業有限公司を設立し、アジア展開を本格化させました。他方、ポリプラスチックス株式会社は、台湾に続き、1997年(平成9年)にマレーシア・クアラルンプールにPolyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd.を設立し、ポリアセタール樹脂事業のアジア・パシフィック展開を加速させました。

ポリスチレン事業は、その後、収益化に苦戦し、1999年(平成11年)には業界を再編し、電気化学、新日鉄化学と当社の3社で東洋スチレン株式会社を設立し、コスト競争力強化に取り組んでいます。
その頃の社会
東西ドイツ統一(1990年)
戦後45年間の分断を経て、ドイツは10月3日午前零時、統一を実現した。西独に編入された東独は国家として消滅し、欧州の中央部に、人口約8000万人の大国が誕生した。
阪神大震災(1995年)
1月17日、午前5時46分、近畿地方を中心に、マグニチュード7.2の直下型地震が襲った。震源は淡路島で、神戸、洲本は震度7(烈震)を記録。 都市型基盤をほぼ壊滅状態に陥れた。
WTOが発足(1995年)
GATT(関税貿易一般協定)ウルグアイ・ラウンドの終了にともなって、それを継承する機関としてWTO(世界貿易機関)が発足した。暫定的協定であったGATTから、国連の準専門機関として法人格をそなえ、組織体制も大幅に強化された。
ユーロ導入(1999年)
ヨーロッパ連合(EU)の統一通貨ユーロが導入された。発足時のユーロ参加国は、EU15カ国のうち11カ国。