2010年~

西安大安化学工業有限公司
西安大安化学工業有限公司
大賽璐(中国)投資有限公司,大賽璐薬物手性技術(上海)有限公司
大賽璐(中国)投資有限公司,
大賽璐薬物手性技術(上海)有限公司

セルロース事業は、2012年2月に三菱レイヨン(現三菱ケミカル)と合弁で富山フィルタートウ株式会社し、また大竹工場と網干工場でアセテート・トウの設備増強を行なうなど旺盛な需要に対応できる体制を整えています。また、中国においては、酢酸セルロースを製造する寧波大安化学工業有限公司の子会社として、西安市にアセテート・トウを製造販売する西安大安化学工業有限公司を設立し、中国のアセテート・トウの国産化に対応できる体制づくりを進めています。

有機合成事業においては、競争力のある体制の構築を目的として、2012年にソルビン酸、ソルビン酸カリウムの製造を新井工場から中国拠点に集約しました。そして、2015年3月にユニチカ株式会社から生活健康事業を譲受、成長が期待されるコスメ・ヘルスケア事業の基盤づくりを進めています。また、2016年には,1,3-ブチレングリコールの生産能力を増強し、アジアを中心に大きく伸長している化粧品需要に対応できる基盤を整備しています。 キラル・セパレーション事業においては、2013年に中国の大賽?薬物手性技術(上海)有限公司を新施設に移転・拡張し、受託分取サービスや高純度キラル試薬の事業を拡大。インドのDaicel Chiral Technologies (India) Pvt. Ltd.では、受託分析サービスを拡大し、中国、インドにおける製薬産業の成長に対応しています。また、2015年には、米国のChiral Technologies Inc.が、Diffinity Genomics のDNA精製事業を買収し、ライフサイエンス領域での新規事業の創出に向けて取り組んでいます。

Polyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd. Polyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd.

合成樹脂事業では、エンジニアリング・プラスチックスでNo.1のソリューション・プロバイダーを目指すポリプラスチックスが、アジアに限定していた事業のグローバル化に向けて拡大しています。販売面では、2011年に韓国にPolyplastics Korea Ltd、2012年にドイツにPolyplastics Europe GmbH設立、また、米州においては2012年に米国にPolyplastics USA, Inc.を、2013年にはメキシコにPolyplastics Marketing Mexico, S.A. de C.Vを相次いで設立しました。生産面では、2012年に台湾のPolyplastics Taiwan Co., Ltd.のコンパウンド能力増強するとともに、中国南通にコンパウンド拠点Polyplastics (Nantong) Ltd.を設立、2014年にはマレーシアのPolyplastics Asia Pacific Sdn. Bhd.にポリアセタール製造プラントを新設し、製販両面でグローバル化に向けた体制を整えています。樹脂コンパウンドのダイセルポリマーは、2012年にDaicel Polymer(Thailand)Co.,Ltd.を設立し、ASEANにおける需要拡大に対応できる体制を整えています。樹脂加工においては、高発泡緩衝材事業の強化のために、2012年にダイセルノバフォーム株式会社と三井化学子会社の東北ポリマー株式会社を合併し、DMノバフォーム株式会社を発足しました。

Daicel Safety Systems America Arizona, Inc. Daicel Safety Systems America Arizona, Inc.
火工品事業においては、最適地生産のため2011年に韓国にインフレータ製造販売のDaicel Safety Systems Korea, Inc.を設立。また、2012年にはイニシエータ製造販売の米国 Special Devices, Inc.を買収、子会社化して、イニシエータ製造能力を拡大し、グローバルでの生産の最適化を目指しています。また、米州での需要拡大に対応するため、2015年に自動車エアバッグ用インフレータ事業の米州第2拠点としてDaicel Safety Systems America Arizona, Inc.を設立しました。

米国の景気回復と需要の伸びから、米国における事業基盤を整備・強化を目的として、2016年にDaicel(U.S.A.),Inc.を持株・統括会社に発展拡大させ、Daicel America Holdings, Inc. を発足、また、北米のインフレータ事業を統括するDaicel Safety Systems America Holdings, Inc.を設立、さらには、 米国に米州における有機化学品の販売およびマーケティング会社Daicel ChemTech, Inc.を設立しました。 これにより、米国における事業体制は、Daicel America Holdings, Inc.が、米国におけるインフレータ事業を統括するDaicel Safety Systems America Holdings, Inc.、有機化学品販社のDaicel ChemTech, Inc.およびキラル・セパレーション事業のChiral Technologies Inc.を傘下におき、Daicel Safety Systems America Holdings, Incは、Daicel Safety Systems America, LLCやSpecial Devices Inc.をはじめとする米国のインフレータ事業各社を傘下において統括し、事業の拡大・発展を目指しています。

あのころの社会
アラブの春(2010年)
2010年12月18日に始まったチュニジアのジャスミン革命から、アラブ世界に波及した
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)(2011年)
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。三陸海岸および福島県の海岸部を中心に10m以上の津波が押し寄せ、被害が広範囲に拡大。この地震と津波により福島第一原子力発電所事故も引き起こされた。
インフレータ世界的リコール(2013年)
2004年に米国で発生したタカタ社製自動車エアバッグ用インフレータの不具合の問題から2013年以降、世界的なリコールへと発展。インフレータ製造の当社を含む各社は、交換用インフレータの供給のため増産した。
イスラム過激派組織の台頭(2014年) 
元アルカイダ系のイスラム過激派組織「ISIL」がシリアとイラクの国境をまたぎ台頭し、地域情勢はこれ以降深刻な事態に陥っている。